多くの人の頭を悩ませるお金の使い道や貯金の方法。「自分は大丈夫!」と思っていませんか?自身ではしっかり考えているつもりでも、知らぬ間にお金がない状態に陥りやすい人の特徴をまとめてみました。

完璧主義、真面目な人

意外と思われるかもしれませんが、完璧主義で真面目な人は自覚症状なしにお金がない状態に陥りがちです。

いつでも何に対しても全力投球なので、美容や体型維持のためにエステやジムに通ったり、資格試験やステップアップのためにセミナーに参加したり……。向上心があることは良いのですが、全てに全力投球だとお金もなくなってしまいます。

本人は一生懸命でお金を使うことに罪悪感がない点が怖いところ。お金を掛けるところにメリハリをつけることが大切です。

周りに流されやすく、他人と比べがちな人

この特徴がある人は、周りの人と同じでないと不安で、人を羨ましく思ってしまいがちです。あの人が持っているから、皆がやっているから、と流されてお金を使ってしまいます。

他人軸で物を捉えるのではなく、「自分は自分、人は人」と言い聞かせてみましょう。人と比べてはきりがないので、「自分の幸せは自分が決める」と自分軸で考えると、お金の使い道も迷わず決まってくるはずです。それが生きたお金の使い方につながっていくものです。

先取り貯金を取り入れていない人

自分自身では日々浪費しないように意識し、お金が残ったら貯金しようと思っていても、現実は貯金に回せるお金がないということはないでしょうか。貯金を意識している自分をお金にルーズとは思わないため、実際には貯金ができていないという自覚がありません。

そんな時は、強制的にお金が貯まる先取り貯金がオススメです。心配に思うかもしれませんが、意外に残ったお金でやりくりできるものです。限られたお金の使い道を考えることもなかなか楽しく、改めてお金のありがたさを感じることができますよ。

多くの人にとって、お金との向き合い方は永遠のテーマですよね。先を心配してお金に支配されるのではなく、いろいろなことを叶えてくれるお金と前向きに向き合ってみましょう。

文・佐野祐子(CAメディア ライター)

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