コロナ禍でなかなか外に出かけられないと「通信でピラティス資格を取得しようかな?」と考える人も増えてくると思います。
通信はメリットもありますが、デメリットも少なくありません。
通信でピラティス資格を取得する前に、知っておきたい失敗例や通信資格を選ぶポイントをご紹介します!
ピラティス資格は通信でも取得できる?
ピラティス資格は通信でも取得できます。
ピラティス資格を取得できる多くの養成講座は通学制のものが多いです。
ですが、コロナ禍の影響もあり、最近は完全オンラインでピラティス資格が取得ができる通信講座は以前よりも増えているようです。
ピラティス資格を通信で取得するメリットとは?
ピラティス資格を通信で取得する大きなメリットは、『自宅にいながらピラティスを学べる』ということでしょう。
子育て中のお母さんや、さまざまな理由で自宅を離れることが難しい方でも、ネットさえあればピラティス資格を通信で取得できます。
他にも、『自分のスケジュールに合わせて学べる』のも通信のメリットのひとつです。
忙しい方や仕事の都合で通学が難しい方などは、スキマ時間を利用して学べる通信制なら、無理のないスケジュールでピラティスを学べるでしょう。
また、通信制は通学制より費用が安いものがほとんどで、コストが抑えられることや、短期で資格が取得できることもポイントになります。
ピラティス資格を通信で取得する失敗例3つ
『安い』『短期』『自宅で学べる』など、お得なポイントが多いように感じる通信制ですが、そこにはデメリットも潜んでいます。
中にはピラティス資格を通信で取得して、「失敗した〜」と感じている方も。
これから通信での取得を考えている方に、覚えておいて欲しい失敗例を3つご紹介します。
模擬レッスンができない
通信でのピラティス資格は、模擬レッスンをできないのが大きなデメリットのひとつ。
模擬レッスンで指導法を練習することは、ピラティスインストラクターを目指して、且つすぐに仕事に就きたい方には重要なポイントです。
通学制の養成講座では、生徒同士で代わり番こに模擬レッスンを行い、感想を言い合ったりできます。
通信で資格を取得しても、身にならないことには「資格を持っているのに指導法がわからない」なんてことにもなり兼ねません。
通信で取得する場合は、家族や友人に模擬レッスンを受けてもらうなど、通信の欠点を補う独自の工夫が必要です。
特に初心者は自己流になりがち
通信での失敗例のふたつ目は、学んだピラティスが自己流になりがちだということです。
特にピラティス初心者は、この失敗に陥りがちなので、初心者の通信取得はおすすめしません。
やはり、DVDやパソコンで見る動画上で学ぶ内容には限界があり、自分ではできているつもりでも、正しくエクササイズを行えていないことも多いのです。
プロの講師によって、しっかりと客観的な目で見て指導され、正しいフォームをカラダで覚えなくてはなりません。
初心者がどうしても通信で資格を取得する場合は、時々近くのピラティススクールに通い、ピラティスインストラクターから正しいフォーム学ぶ、などのプラスアルファの努力が必要でしょう。
資格を取り直すことにも…
通信での取得には、いくつかの落とし穴があります。
気をつけないと取得をしても身にならなかった、ということになり兼ねません。
趣味でピラティスを学びたい、という方には通信でも満足できる場合もあるでしょう。
ですが、ピラティスインストラクターを目指す場合は、インストラクターとしてすぐに仕事ができるスキルが身につかないと意味がありません。
せっかく通信で資格を取得しても、就職に結びつかないと通学制で資格を取り直すことになってしまうのです。