クンダリーニの覚醒方法とは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

クンダリーニを覚醒させるには、ヨガのポーズ・呼吸法・瞑想が欠かせません。

特にクンダリーニの覚醒は瞑想が最も深まった時に起こりやすいので、瞑想を習慣にする必要があります。

もちろん瞑想を心地よく、少しでも長く行うためにはアーサナ(ヨガのポーズの練習)が不可欠です。

瞑想の一番難しいところは「静かに背筋を伸ばして長時間座る」こと。

座って目を閉じようと思っても、体が痛かったり、痒かったり痺れたり、あるいは思考が忙しく、落ち着くことができません。

そのためにある程度ヨガのポーズを行い、呼吸を整えることで体を整えるのです。

どんな人でもポーズの練習をした後の方が、瞑想に取り組みやすくなります。

特にクンダリーニ覚醒に関係のあるヨガのポーズは、猫のポーズやツイスト系のポーズなど背骨を大きく動かすポーズ。

このポーズを行い、鼻腔をしっかり感じるような鼻呼吸(片鼻呼吸)などの練習を行ってから、瞑想に入ると良いでしょう。

また火の呼吸という呼吸法を行うと、クンダリーニ覚醒が起こりやすくなるともされます。

これは火の呼吸で軽い酸欠状態を起こすことができ、余計な思考が強制的に中断させられるからです。

クンダリーニを覚醒させたいのであれば、瞑想時にクンダリーニが眠るとされる恥骨から丹田のあたりに手を当てて、そのエリアを意識しながら瞑想を深めるのも良いでしょう。

しかし、「このポーズとこの呼吸法をすればクンダリーニは覚醒します」という方法は存在しません。

自己流は危険とされますが、自分でコツコツとヨガと瞑想の練習を続けるのが一番です。

その先に「クンダリーニ覚醒が起こるかもしれない」と考えておくのが最も安全でしょう。

クンダリーニの覚醒を目指す必要はない?!

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

個人的には、クンダリーニの覚醒を目指す必要はないと考えています。

ヨガと瞑想を続けることで、ある日突然クンダリーニの覚醒が起こるかもしれません。

しかしヨガと瞑想を続けていれば、クンダリーニの覚醒とは無関係に、私たちは心を安定して保つことができ、体の健康が維持できます。

それによって、日々ポジティブに生き生きと生活することができます。

ヨガと瞑想の習慣で、クンダリーニの覚醒がなくても十分に幸せに暮らすことができるのです。

ただし「クンダリーニ」というエネルギーが存在しているという考えを、心のどこかに留めておくことは大切です。

ヨガや瞑想の練習を深めていった先で想像以上の力やエネルギーが感じられた場合、それはクンダリーニ覚醒の恩恵によるものかもしれないと安心することができるからです。

クンダリーニにこだわり過ぎないようにしよう

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

クンダリーニ覚醒のために、特別な練習をしたりする必要は個人的にはないと考えます。

ヨガの練習を続けていく中で自分の眠っている力がどんどん引き出されることはとても良いことだと思いますが、「特別な力が欲しい」と多くを求め、そのことに執着しすぎることもそもそも心のバランスが崩れた状態です。

クンダリーニの覚醒に執着することなく、日々ヨガの練習を続けていくのが良いでしょう。

提供・yoganess



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