知育オタクの私、筋トレ奮闘中の夫、元気すぎる娘、元野良のにゃんこの3人+1匹家族。お掃除大好き!いつでも人を呼べる家を目指して、毎日せっせと断捨離と掃除に取り組んでいます!ト
ベビーシッターの中には、大学や専門学校に通う学生もいるのをご存知でしょうか。とくに最近では、お母さんたちのなかで「リーズナブルな価格で一般のシッターとは違った良さがある」と話題に!日本ではまだ馴染みのない学生シッターですが、実際に雇うとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
先生やコーチの役割も!どんな学生がベビーシッターをしてるの?
シッターをしている学生って、どんな人物像なのかちょっと気になりますよね。実際に活躍している学生シッターをみてみると、自分のスペックやスキルを活かしている人が多いようです。では、その一例をのぞいてみましょう!
高学歴な大学生
東大や医学部などに通う高学歴の学生は、家庭教師を兼ねたサービスを受けられるので人気が集まっています。そのぶん時給の相場も高い傾向がありますが、自宅でマンツーマンの指導を受けられる利点は大きいでしょう。
特技をもった学生
英語やピアノといった特技をもっている学生なら、子どもと一緒にいる間に英会話やレッスンをお願いすることができます。習いごと代わりにするのはもちろん、すでに通っている習いごとの予習・復習をしてもらうという使い方も。ほかにも、プログラミングや美術といったさまざまな知識や特技をもった人が活躍しています。
スポーツ経験がある学生
サッカーやテニス、野球などの経験がある学生なら、遊び感覚で子どもとスポーツを楽しんでもらうことができます。上達するコツを教えてくれたり、うまく褒めてくれたりと、指導者としての役割も担ってくれるでしょう。
子ども関連の職業を目指している学生
保育士や教員といった子ども関連の職業を目指している学生にとって、シッターはまさに理想の仕事。モチベーションが高く、保育や教育に関する知識をもっているため、保護者の方も安心して任せることができるでしょう。
コスパと体力面が魅力的!学生シッターを選ぶメリット
ベビーシッターのメイン層である主婦たちと比べて、年齢層や生活スタイルがちょっと異なる学生たち。だからこそ、彼らにシッターを依頼すると、このようなメリットが得られます!
長期休暇中に集中して頼みやすい
夏休みなどの長期休暇中は、「幼稚園や小学校が休みの間に子どもを預かってほしい」「家で過ごす時間が長いので、宿題の管理や遊び相手をお願いしたい」という需要が高まりやすい時期。大学生の夏休みや春休みとかぶるので、普段より手厚いサポートをお願いしやすいです。
ただし、下宿している学生の場合は実家に帰省してしまう可能性があります。長期休暇中の利用を予定している方は、事前に確認しておきましょう。
若いぶん体力がある
若いからこそ体力があるという点も、学生の武器の1つです。子どもと公園で思いっきり遊んでもらったり、気軽に抱っこをお願いできたり。また、子どもとの年齢が近いので、少し年の離れた兄弟姉妹のような関係になれるかもしれません。
送迎の手間やコストをカットできる
習いごとや塾を利用するとなると、小さいお子さんの場合はどうしても送迎の手間がかかってしまいます。たとえ1人で通える年齢であっても、移動中に事故や犯罪に巻き込まれるリスクを考えると不安が伴うはず。学生シッターに自宅での勉強やレッスンをお願いすれば、こうした送迎の手間やリスクを省くことができます。
さらに、かかる金額はシッターの利用料くらいなので、教育費にかかるコスト面もカット。同じ教室に通うママ同士の人間関係に悩むこともありません◎
兄弟そろって面倒をみてもらえる
お子さんが複数人いるご家庭は、「兄弟それぞれの宿題をみてほしい」「姉妹2人にピアノのレッスンをしてほしい」といった活用方法もアリ! ただし、子どもの人数によって料金が変動する場合があるので、事前に確認しておきましょう。
大学生シッターはスケジュール調整がネック…学生シッターを選ぶデメリット
魅力な点が多い学生シッターですが、その反面デメリットも。契約を考えている方は、以下のような一面があることも視野に入れておきましょう。
テストや就活によってスケジュールに支障がでやすい
テスト期間や就職活動の時期になると、時間に追われてシッターをする余裕がなくなってしまう恐れがあります。また、保育士や教師などの資格取得を目指している学生シッターの場合、実習期間の存在も考慮しなければなりません。
卒業を見据えなければならない
学生の場合、大学や専門学校などの卒業を機にシッターの活動を終える可能性が非常に高いです。そうなると、また新たなシッターを探さないといけません。なにより、ずっと一緒に過ごしていたお子さんも悲しんでしまうでしょう。
悩みに共感されにくい
ベビーシッターの利用者のなかには、「育児の悩みを聞いてもらえてスッキリした」「相談相手がいるので安心する」といったメリットを感じている人が多く見受けられます。しかし、相手が学生となると、育児や家庭の悩みに共感してもらうのは難しいもの。いっそのこと、「子どもの世話をしてくれる人だ」と割り切った方がいいかもしれませんね。
未就学児は扱い慣れていないケースがある
小学生以上のお子さんなら、塾や家庭教師といったアルバイトで接した経験がある学生も少なくありません。しかし、未就学児の場合は普段接する機会がなく、扱いに慣れていない可能性が高いです。学生シッターに小さいお子さんをお願いしたい方は、大学や専門学校で乳幼児について学んでいる人を探すのがベターでしょう。
ハイレベルな家事はできない可能性も
家事に対応している派遣業者や個人のベビーシッターもいますが、学生だと家事に慣れていない可能性が高いです。もし家のこともお願いしたいのであれば、子ども部屋の片付けや簡単な掃除といった手軽な内容に絞っておくといいでしょう。