シャトルバス時間外に、プライベートでウォンバットに会いに行こう!
それでは、ウォンバット探しのおすすめルートを紹介します。ショートトレイルも楽しめる、ロニークリークからウォルドハイム(Waldheim)までのコースで、所要時間は片道20分ほど。初級コースです。
こちらはシャトルバスの2つ目のバス停の、レンジャーステーション付近にある国立公園入り口です。通行止めのバーはシャトルバスの運行時間外は、センサーで上がるようになっています。先述の通り8:00〜18:30まではシャトルバスの運行時間のため、一般車両は基本的に通行する事ができません。
国立公園内ではキャンプが禁止されているため、シャトルバスの運行時間外でも、キャンピングカーやキャラバンなどの牽引車は通行禁止になっていますのでお気をつけ下さい。
ロニークリーク駐車場に駐車
ロニークリークの駐車場で車を駐車して、ロニークリークでウォンバット探しをしますが、駐車場で既にウォンバットの姿を見られることも。
野生のウォンバットでも人間への警戒心が薄く、人間が近寄っても逃げたりしないウォンバットも多いようですが、一定の距離を保ってウォンバットを怖がらせないようにしましょう。
ロニークリークからウォルドハイムへ
ロニークリークではボードウォークに座って、ゆっくりウォンバット観察している人もちらほら。
中には近寄ってくるウォンバットもいたりします。ムシャムシャと懸命に草を食べているウォンバットを、遠目に見るのも楽しいですが、のそのそと歩いて近寄ってくる仕草も近くで見るお顔も愛らしく、時間を経つのを忘れて見惚れてしまいます。
ボードウォークの下が好きらしく、日中でもボードウォークの下で休んでいることもあるとか。大きなお鼻とつぶらな瞳が、コアラに似ているような…。そして小さなお耳も愛らしい!
広いロニークリークでは、遠くの場所にいてもその大きさを確認できるほどの、身体の大きなウォンバットも現れたりします。クレイドルマウンテン国立公園内の山々をバックに、マイペースな野生のウォンバット達が、自由にのびのびと過ごしている姿は癒されますし、ありのままの自然が保たれていることに感謝したくなります。
ロニークリークからウォルドハイムのトレイルは、往復ゆっくり歩いても1時間程度ですので、ウォンバットを探しながらウォーキングを楽しんでも良し、ロニークリークトレイルに入った辺りでもウォンバットを見かけられますから、そこでのんびりとウォンバットウォッチングをしても良し。多い時は20数匹のウォンバットを見られます。ウォンバット天国を楽しみましょう!
この記事を書いたトラベルライターから一言
タスマニア、クレイドルマウンテン国立公園内のロニークリークのウォンバット天国、いかがでしたか?ロニークリークは、気候や立地条件がウォンバットの生態に適した場所のようで、のびのびと暮らすウォンバットがとても幸せそうに見えました。
ウォンバットは知名度がそれほど高くないオーストラリアの動物ではありますが、コアラやカンガルーなどのオーストラリアを代表する動物に負けないくらい愛らしく、ウォンバットブームが来るのも時間の問題ではないかと思えるくらいの、ポテンシャルの高さです。そんなずんぐりむっくり、ブサイクだけど愛らしい野生のウォンバットに会いにぜひタスマニアへいらしてくださいね!!(bemnty)
提供・トリップノート
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