人の人生を大きく変える大恋愛というのは、あなたが気が付かないうちに始まっているのかもしれません。今回はドライブスルーでまさかの事件が起きたことがきっかけで幸せな結婚に辿り着いた女性のエピソードを紹介します。
結婚前提で付き合っていた彼と破局
写真はイメージです。(以下同じ)
今回お話を聞いたは真矢さん(仮名・39歳)。派遣でコンシェルジュの仕事をしており、高級タワーマンションの受付業務をしています。仕事柄のためか、20代中盤にも見える美貌とスタイルの持ち主の素敵な女性です。
そんな真矢さんですが、30代前半の時に、結婚を前提に5年間お付き合いしていた彼氏と破局。それ以来、ずっとおひとり様生活を送っています。
「寂しいといえば寂しいですが、そう落ち込んでいても仕方がないので、思いっきり独身ライフを満喫していました」
真矢さんのオフの日は、自宅近くのチェーン店のドライブスルーを利用することから始まります。
ドライブスルーを利用したらまさかの事態に
「せっかくの休日、家でダラダラしてたらあっという間に終わってしまいますからね。なるべく普段通りの時間に起きて、化粧を平日以上にちゃんとして出かけるようにしています」
水色のプリーツワンピと濃いめブラウンのサンダルという彼女のお気に入りのコーデで朝から車でお出かけです。彼女のお気に入りのハンバーガーとアイスラテをオーダーしました。
受け取り口で待っていると真矢さんより一回りほど歳下の男の子が商品を持ってきて、手渡そうと腕を伸ばしました。そのとき、商品の紙袋が下がり切っていなかったウィンドウに引っ掛かってしまい、彼女の膝の上に紙袋が真っ逆さまに落ちてしまいました。
次の瞬間、太ももに嫌な冷たさが伝わってきます。急いで退けようとしましたが時すでに遅し。お気に入りの水色のプリーツワンピは茶色に染まってしまっていました。
こぼれたラテがシートまでしみてしまい、お尻まで濡れてしまった不快感に堪えながら駐車場に車を止めます。