彼氏にあやまられたけれど…
「検査をしたら、ただの胃腸炎でコロナではなくて良かったのですが…あのKの態度がショックで結果をLINEで報告してから、こっちからは連絡していません」
仲の良い女友達にこの事を話してみたら「なんだかんだコロナにかかって重症化したら嫌だし、変異株も怖いし仕方ないんじゃない?」と言われてしまったA香さん。
「でもやっぱり、以前のように接する事のできない自分がいます。Kは『A香がコロナかもしれないからって、逃げ出すようなマネしてごめん』ってあやまってくれましたが…許せるようになるにはちょっと時間がかかりそうですね」
続いては、症状の治療きっかけから始まった同性の先輩とのエピソードです。
健康診断の結果が悪い同士で共鳴
「先日、健康診断の結果血圧が高いと言われて…毎日薬を飲まないといけなくなってしまって。あ~あと思いましたね」
それまで健康診断で悪い数値が出た事は一度も無かったS子さん(38歳・会社員)。
「健康だけが取り柄だと思っていたのに、ついにきたかと思いました。しかも38歳は高血圧になるにはちょっとはやい年齢らしいので、ガックリですよ。ちゃんと食事には気をつけていたのに」
そんな時に、たまたま会社の先輩(M代さん・42歳)に事務的な用事で話しかけると「もしかして体調悪い?」と心配されたので、健康診断の事を話してみたら…。
「なんとM代さんも私と同じアムロジピンっていう血圧の薬を飲んでいたんですよ。何だか親近感が湧いて、どんな血圧計を買ったらいいかとか、血圧手帳のつけ方を教わったり盛り上がってしまって」
それまであまりプライベートな事は話した事が無かったのですが、これがきっかけでM代さんとLINE交換したS子さん。
「それから『今日は血圧に良いトマトたっぷりのサラダ食べました』って写真送ったり、適度な有酸素運動も血圧の低下に効果があるのでウォーキングとかオススメだよってアドバイスしてもらったりと…おたがいに励ますようになりました」