2019年より開始した「ファーストキャリア構築支援事業 WORX(ワークス)」が、IT業界未経験、また、就業経験のない状態からエンジニアを目指す方に向けたエンジニア体験会を開催します。そこで今回は体験会の詳細やWORXの働き方について、採用担当の金澤汐織さんに聞きました。

未経験から有給でITエンジニアを目指せる仕組み

WORXは「現時点のスキルに見合った転職先を紹介する」という従来型の転職支援ではなく、より長期的な視点を持った人材教育専門機関を目指して立ち上げたプロジェクトです。

キャリア形成段階にある20代の方をMAPで正社員雇用し、社内研修と実務経験を積みながら、3~5年かけて「複合型キャリア人材」を育成・輩出する新たな試み。現在は特にIT領域での人材育成を行っています。

WORXは「過去や背景にとらわれない。誰もが活躍できる社会を」というコンセプトを掲げています。学歴やこれまでの経歴に関係なく、成長したい人、変わりたい人が挑戦でき、未来へ目を向け進むことができる。そんな働き方を提案しています。

2019年11月現在、46名がWORXメンバーとして在籍しており、うち40名が大手メーカーや金融機関、官公庁などでエンジニアとしてのキャリアをスタートさせています。あとの6名は今月入社したばかりなので、現在社内研修と資格取得に向けた勉強に励んでいるところです。

未経験からエンジニアへ転職したい方のための、WORXエンジニア体験会、はじめます!
(画像=『転職の地図』より引用)

社会人として必要なスキルをイチから学べる

WORXメンバーは入社前のオリエンテーションで、事務手続きと同期との顔合わせや、資格取得試験の申し込み、スキルシートの作成を行ってから入社日を迎えます。

入社後は社会人としての心得をはじめ、名刺交換、電話応対、言葉遣いやコンプライアンス知識など、一般企業で就業するために必要なビジネスマナー研修や、エクセル関数をマスターする基本OA研修を行います。これらの基礎研修と並行して、ITパスポート試験受験に向けた授業も受講。2週間で必ず合格できるカリキュラムを組んでいます。

WORXは主にインフラエンジニアの育成に注力しているのですが、インフラエンジニアと聞いてもどんな仕事かわからない人が多いのではないでしょうか。

インフラエンジニアって、どんな仕事?

未経験からエンジニアへ転職したい方のための、WORXエンジニア体験会、はじめます!
(画像=『転職の地図』より引用)

道路や鉄道、通信網など、産業や生活に欠かせない基盤となるもののことを「インフラ」と表現しますよね。これは英語の「infrastructure(下部構造)」からきています。インフラエンジニアも同じで、全てのITサービスの基盤作りに欠かせない存在といえます。業務内容はシステムの設計から導入作業、運用、保守など多岐にわたり、ネットワークやデータベース、サーバーやハードウェアなど幅広い知識が求められる仕事です。

ITパスポート試験は、ITに関する基本的な知識があることを証明できる国家試験です。受験に向けた学習・対策を通じて、インフラエンジニアとしてのキャリアをスタートするための知識を広く身に着けることが可能だと考え、資格取得を支援しています。

未経験からエンジニアへ転職したい方のための、WORXエンジニア体験会、はじめます!
(画像=『転職の地図』より引用)

入社後たった2週間でITパスポート試験合格を目指すとなると不安があるかもしれませんが、初心者でも段階を踏んで理解を深められるオリジナルのカリキュラムがあり、一緒に学べる同期がいる点がWORXの最大の強み。勉強の進め方がわからない、独学だとついサボってしまう、という方でも、同じスタートラインに立っている同期の存在に大きな刺激をもらえます。

未経験からエンジニアへ転職したい方のための、WORXエンジニア体験会、はじめます!
(画像=『転職の地図』より引用)