鼻うがい(ジャラネティ)の正しいやり方

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

鼻腔を浄化する場合、「ジャラネティ」「スートラネティ」の2つが主なやり方です。

ジャラ=水という意味で、ネティ=浄化、「鼻うがい」になり、「スートラネティ」はスートラ=系なので「鼻の穴に糸を入れる洗浄法」ということになります。

では、「ジャラネティ」のやり方を解説していきます。

【用意するもの】
  • 35℃くらい(人肌)のぬるめのお湯300ml(大きめのマグカップ1杯程度)
  • 食塩約2.7g(ティースプーン1杯弱)
  • ネティポットかなければ使っていないドレッシング容器など

    ジャラネティのやり方

    1. 沸騰させてから人肌程度に冷ましたお湯に食塩を溶かし、約0.9%の生理食塩水を作りポット(容器)に入れる。
    2. 頭を左下に傾け、右の鼻の穴から生理食塩水を鼻の中に流し込む。この時に「あー」と声を出しながら入れると、スムーズに入ります。
    3. 反対の鼻の穴から食塩水が自然に流れ落ちてきますので、流れ落ちきったら反対も同様に行います。(口から出てくることもありますがそれもOK)
    4. 両方の鼻の穴を浄化したら指で耳の穴を塞ぎ、「フン」と両方の鼻をかむように息を吐き出し、水を抜き切ります。(ティッシュで鼻をかんでもOK)
    5. 呼吸が通りやすくなったのを実感して終了。

    耳鼻科医などの専門家も推奨する鼻うがいの効果

    『yoganess』より引用
    (画像=『yoganess』より引用)

    日本でも、鼻うがいはここ5年くらいで非常に注目されるようになっていて、耳鼻科医など専門家でも推奨する人が増えています。

    また「ハナノア」など、鼻うがい用の洗浄液がドラックストアでも市販されるようになっています。

    鼻うがいを継続することで鼻の不快感が解消されるほか、風邪やインフルエンザの予防、花粉症などのアレルギー症状の予防や緩和、蓄膿の予防や緩和といった健康効果が得られるとされ、自律神経系が整うことでメンタルの安定や集中力の向上にも役立つとされています。

    鼻うがいの注意点

    『yoganess』より引用
    (画像=『yoganess』より引用)

    ジャラネティをして痛みを感じた人は、食塩の量(濃度)が間違っていますので(少なすぎても多すぎてもだめ)ここは必ず注意をしまししょう。

    万一水が残っていた場合、耳や肺に悪影響を及ぼすので就寝前に行わないようにすることも大切です。

    終わった時に鼻を強くかみ過ぎない、すでに風邪を引いている、喉や鼻が痛い時も行わないようにしてください。

    また気持ち良いのでクセになりやすいですが、1日2回まで、1日1回でも十分ですのでやり過ぎないようにしましょう。

    ヨガの鼻うがい「ジャラネティ」のまとめ

    『yoganess』より引用
    (画像=『yoganess』より引用)

    個人的にはジャラネティをすることで、鼻だけでなく目の奥までスッキリする感じがあります。

    呼吸がしっかり通っているのが実感でき、今の所花粉症やアレルギーとも無縁です。

    我が家はヨガをしない夫も私の真似をしてジャラネティだけはするようになっていて、風邪予防に役立っていると体感しているようです。

    慣れれば歯磨きのように簡単なものなので、ぜひトライしてみてください。

    提供・yoganess



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