ペットボトルの飲み物を飲む際には、どのようにして飲んでいますか?そのまま口をつけて飲んだりコップに移して飲んだりしているなど飲み方はさまざまです。なかには、1度使ったペットボトルを水筒の代わりとしてお茶や水などを入れて使っている方もいるかもしれません。ただペットボトルを水筒代わりにすると身に危険が及ぶ可能性があります。

そこで今回は、ペットボトルを水筒代わりにすることで起こる危険を3つ見ていきましょう。

開栓後または口をつけたら雑菌の繁殖が……

ペットボトルの飲み物は、直接口をつけて飲まなければ大丈夫と思っている方もいるかもしれません。実は、ペットボトルを開封した時点で空気中のホコリや雑菌が飲み物の中に入ります。

そのため雑菌が繁殖してカビが生えたり飲み物の劣化が進んだりといったリスクが発生するのです。特に直接口をつけて飲んだのであれば間違いなく雑菌が繁殖すると思っておいたほうが良いでしょう。

なかには、ペットボトルを水筒代わりにするためにサッと洗って違う飲み物を入れている方もいるかもしれません。しかしペットボトルの中をきれいに洗うことはなかなか難しいため、飲んだ際の汚れや雑菌が残っている可能性が極めて高いのです。

くれぐれもペットボトルを水筒代わりに利用しないようにしましょう。

60度の飲み物で変形してしまうことも

ペットボトルを熱湯消毒しようと熱いお湯を入れることもNGです。なぜならペットボトルの材質は、ペットボトルの中に入れる飲み物によって異なるからです。なかには、60度のお湯を入れただけでペットボトルが縮んでしまう……なんていうこともあります。

ペットボトルが変形によって破損しヤケドやケガをする危険もあるのでくれぐれも熱いお湯を入れないようにしましょう。

冷凍すると破損の危険が……

暑くなるとペットボトルのまま中身の飲み物を凍らせて水筒の代わりしたことはありませんか?しかしペットボトルのまま凍らせると中身が膨張して破損する危険があります。

特に炭酸飲料の場合は、破裂してしまうことも。保冷剤の代わりにもなって便利と思うかもしれませんが危険なのでやめましょう。

ペットボトルは水筒の代わりにはしない!

ペットボトルを水筒の代わりにすることは、非常に便利です。しかし雑菌が繁殖した飲み物を飲んで腹痛を起こしたり破損してケガをしたりする可能性もあります。自己判断でペットボトルを2次使用するのは、危険と心得ておきましょう。

文・山村望愛

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