教習所の事務の給料や年収は?ボーナスはある?
教習所の事務の給料や年収、ボーナスなどの待遇についても見ていきましょう。
毎月の給料は?
お給料は都市部か地方かにより大きく差が出ます。事務の給料は低めで、目安としては大卒の一般企業の新入社員の初任給よりも4万円程度少ないといったところでしょうか。正社員であれば社会保険、雇用保険、厚生年金などは整っています。
ボーナスはどれくらい?
ボーナスは年2回あり、それぞれ夏と冬です。会社の業績により変動があります。業績が悪ければ毎月の給料よりも少なめです。
残業はたくさんある?休みは?
一般企業の、仕事が終わらないための残業とは意味合いが違っています。
1日8時間以上の勤務は基本的に残業がつきますが、シフト制のところは、8時間以上の勤務が週1回以上はあります。残業というよりそういう勤務だと捉えるといいでしょう。
仕事が終わらないための残業は繁忙期は必要かもしれません。
教習所の事務のやりがいや魅力は?
実際に働いている事務員はどんなことにやりがいや魅力を感じているのでしょうか。
体力面
内勤のため、体力があまりなくても働けます。
勤務時間は長いですが、走り回ることがないため、勤務時間の長さに慣れればそんなに体力は必要ありません。
体が健康だということは全てに置いてメリットがありますが、体力は人それぞれのため、体力勝負が厳しい人には挑戦しやすい仕事です。
特殊な仕事ができる
各証明書の発行業務はどこでもできるものではありません。
県の公安委員会指定のもと、委託された業務のため、発行には全て番号があり、管理されています。警察とも関わりがあるため、事務のなかでも特殊な仕事と言えるでしょう。
若いお客さんからの刺激
これから県外へ出て新しい生活を目前にした高校生や、キャンパスライフを楽しむ大学生が多いため、教習所内は活気があります。
近年では教習以外にイベントをする教習所が増えており、人と人との繋がりを大事にしています。
若い人と接するため自然と自分のアンテナも若い方へ張るようになります。
教習所の事務に向いてる人は?
どんな人が事務員には向いているのでしょうか。
接客が好き
パソコンに向かって書類を作るというよりは接客が主です。もちろんパソコンもできなくてはいけませんが、教習生から教習内容についてわからなくて困ったことがあればフロントが尋ねられます。
指導方法はインストラクターが教えますが、予約の取り方、申し込みの方法、授業の受け方など、細かなことは事務員がサポートします。
注意深く間違いなど見つけられる
書類ひとつひとつが重要なものです。発行番号がずれたり抜けてしまったり、車種を間違った証明書を作ったりすると教習所自体が処分を科され、営業停止となります。
日頃から注意深く、細かく見る癖をつけて業務にあたれる人が理想です。
コミュニケーションが取れる
事務員同士のコミュニケーションはもちろん、インストラクターとの意志疎通が図れることが必要です。教習のことで問題が起こった場合保護者の方から連絡がある場合もあります。
事務員は直接電話で話すため、インストラクターに状況を伝えなくてはいけません。日頃から教習生の様子について、それぞれの立場から話す機会をもつことが大切です。