モラハラ男をつくる原因と心理
関わり合いになると非常に厄介なモラハラ男ですが、どうしてモラハラ男は人を否定する発言をしたり相手を困らせるようなことばかりするのでしょうか?
モラハラ男が人を傷つけたり困らせたりと問題行動ばかりするのは、幼少期の環境なども影響している可能性があります。
次はモラハラ男をつくる原因と、モラハラ男の心理について詳しくみていきましょう。
自分が悪いと思っていないのは当たり前
モラハラ男は基本的に自分が悪いと思っていないのは当たり前のところがあります。モラハラ男は自分が原因で何か問題が起きても平気でそれを他人のせいにしてしまいます。
わざと他人に責任転嫁をしている場合はまだマシなほうで、無意識にそれをしてしまうことが多いところが実は何よりも厄介な点だと言えます。
何があっても自分は絶対に悪くないと考えるモラハラ男はいつも自信に満ちあふれているように見え、そのことが余計に相手に威圧感を与えてしまうこともよくあります。
自分のプライドを守るため
モラハラ男が人を傷つけたり困らせたりする行動を取るのは、自分のプライドを守るためでもあります。
モラハラ男は必要以上に自分を大きく見せたがる傾向があり、人に舐められたり下に見られることを非常に嫌います。
そのため自分の立場が悪くなりそうな時は、言葉巧みに相手が動揺してしまうような言葉を選んで自信を喪失させるように仕向けます。
モラハラ男はプライドが高い反面で様々なコンプレックスを持っていることが多く、現実とのギャップを埋めるために不遜な態度を取ることがよくあります。
そういった心理の背景には、以下のような原因が考えられます。
家庭環境
モラハラ男がこのような性格になってしまうのには幼少期の家庭環境が少なからず影響していると言われています。
幼い頃から親に虐待されて育った場合や、過度な干渉を受けて育った場合は他人を思いやる心が十分育たないこともあります。
大人になっても正しい価値観を持つことができずに自己中心的な性格が直らない時は、そこからモラハラな言動が増えていくことも多いようです。
幼少期の大切な時期に必要な愛情が与えられないことは、大人になってからも非常に深刻な影響を与えます。自分でモラハラな性格を認識して直そうと思わない限り、その性格が改善することはありません。
モラハラ男を対処するには弱点をつこう
これまで紹介してきたように、モラハラ男にはたくさんの問題があります。
モラハラ男を恋人にして付き合ったり生涯のパートナーにしたりする場合は、その精神的な暴力に上手に対処していくことが重要になります。
次はモラハラ男の弱点をついて、有利な立場に立たせないための対処法をご紹介します。今、モラハラ男とどう接していけば良いか悩んでいる人は以下の対処法をしっかり身に付けましょう。
話を軽く受け流す
モラハラ男の対処法として大切なのは、話を軽く受け流すことです。
モラハラ男は言葉の暴力で相手の自信を喪失させ、孤立させることで自分に完全に依存させようとすることがあります。
気付けばモラハラ男のことを誰にも相談できない状況になっていたという事態を避けるためには、モラハラ男の話を真剣に聞かないことが一番の対処法となります。
モラハラ男から暴言を吐かれた時は心をシャットアウトし、自分の心が傷つかないように全て聞き流してしまいましょう。
つまらないモラハラ男のために自尊心を失わないように自分をしっかり保つことが重要です。
彼のご機嫌を取らない
モラハラ男の対処法としては、彼のご機嫌を取らないというのも覚えておきたい対処法です。
モラハラ男は精神的な暴力で相手を追い詰めます。何度も何度も暴言などを繰り返されると、いつの間にか彼を怒らせないようにとご機嫌を取るようになってしまいます。
しかしモラハラ男のご機嫌を取り始めるのは精神的に支配され始めているのを表す危険信号です。相手の言いなりになりになって自分の考えで行動できないようになる恐れがあります。
自分の彼や夫がモラハラの傾向があると判断した場合は、決して彼のご機嫌を取らないよう心を強く持たなくてはいけません。
どうしようもない時は別れる決意をすることも大切
モラハラ男の対処法として「話を軽く受け流す」「ご機嫌を取らない」という対処法を紹介しましたが、どうしようもない時は思いきって別れる決意をすることも非常に大切なことです。
モラハラ男の最も怖い点は、知らず知らずのうちに相手の自信をなくさせて自分に依存させてしまうところです。
関係を続けるうちに、幸運にも「このままではいけない」と気付けた時は別れてしまった方が良い場合もあります。
長く一緒にいると情もあるため別れたくないと思うかもしれませんが、モラハラ男と一緒にいても自分自身がダメになってしまうだけです。
心が限界を迎える前に別れを決心するのもモラハラ男の上手な対処法と言えますね。