保護者との人間関係は?
保護者との人間関係は良いか悪いかは本当に保育士次第になります!
(なかにはそっけない態度の保護者の方もいますがそんな保護者の心を開くのも保育者の腕の見せ所です!)
ここでは、良い関係を築くためのポイントを書いていきます。
まず、一番重要なことは保育士が子ども(保護者の)をどれだけ見ているかを伝えることが出来るかということが大切です。
例えば良い例と悪い例で見比べてみましょう!
×「今日はお砂場で遊びました。」
〇「お砂場でごっこ遊びをしていました。○○ちゃんや○○くんにも配役を付けて設定も考えていたんで すよ。お友達を引っ張る力はクラスのなかでも本当にずばぬけてます~」
良い例と悪い例では会話の内容に歴然の差がありますよね。
具体的に伝えてもらい、なお子どものことを褒めてもらえたら、
保護者も「この先生すごい。きちんと見てくれている」となりますよね。
お迎え時にこんな会話が出来るだけで保護者からは好印象を持ってもらえます。
2つめに重要な事。
それはきちんと保護者のことを見る!ということです。
保護者の方々は、育児に家事それ以外は仕事。
ととっても多忙な日々を送っています。
やることが多いだけでなく子どもや旦那に気遣いも必要なんです。
そんな保護者はいつも元気なわけではありません。
育児、旦那への不満、などたくさんのストレスを抱えています。
それに気づいてあげることが大切何です。
ふとした表情、子どもの忘れ物、園を出てからの表情、声のトーン、子どもへの接し方
気付けるポイントはたくさんあります。
「何か最近困ったことありませんか?」、「クラスの子でこんな子がいるみたいなんですけど○○ちゃんはどうですか?」(他の園児情報)、「月末、で仕事忙しいですよね~」など切り口はなんでも大丈夫です。話を聞こうとする姿勢が見れれば保護者も荷をおろすかのように話してくれます。
このように自分の事も気にかけてくれていると思ってもらえれば保護者と信頼関係を築いていくことが出来ます。
後、私自身が意識していたことは保護者の身だしなみです。
アクセサリー、洋服、かばん、髪型、スマートフォンケースなど
「それかわいいですね!」「私もそのブランド好きなんです」
と言っただけで話は盛り上がります。
子どもの母親と話すときは年齢は違っても同性なので褒められて嬉しいツボや盛り上がりそうな話はなんとなく想像できますよね。
こんな話をできるようになれば保護者との人間関係は良好に築けている証拠です!
子どもとの人間関係は?
子どもから好かれるのに難しいことはありません。
たくさん一緒に遊んであげてたくさんの愛情をかけてあげることです!
最初はどうやって関わったら良いのか、遊んだら良いのか悩む人もいると思います。
そんな時は自分も童心に返りましょう!
童心に返ることで子どもと同じ目線にたって遊ぶことができます。
子どもは一緒に遊んでくれる先生を「楽しい先生」と思ってくれます。
「楽しい先生」と思ってもらえたらもう大丈夫です。
子ども達から「これ一緒にしよう?」「一緒に遊ぼう?」と誘ってくれるようになります。
あともう一つ大切な事!
それは子どもに寄り添ってあげることです。
いつも元気な子どもでも朝、保護者と離れて寂しい時、友達と喧嘩した時など
寂しかったり悲しい気持ちになるときがたくさんあります。
そんな時に寄り添って話を聞いてあげたり一緒に過ごすことで
子どもは安心感を覚え心を開いてくれます。
人間関係の解決策
いろんな人に気を遣って仕事をしなくてはいけない保育士は本当に大変ですよね。
ではギスギスしたりドロドロとした人間関係はどのようにして解決して
いけば良いのでしょうか?
自分から声を出そう(保育士同士)
何か困っている事や上手くいかないことなどがあれば「相談にのってほしい」ということを伝えればきちんと向き合ってくれる人は多いはずです。
ただ単純に「教えてください」といった姿勢だと良く思われないことも多くあります。
そのため「ここまでは考えたんですが…」「こうしたいと思っているんですがここが上手くいかなくて…」と明確に伝えることで「ここがわからないんだな」と相手も理解し教えてくれると思います。
自分から話かけよう(保育士同士・保護者)
「何を話せば…」と思う人も多くいると思いますが、困ったら子どものことです。
保育園を利用する人(保育者も保護者も)は子どものことを考えていない人は誰ひとりいません。
なので子どもの話をすることで話は広がります。
また「○○先生はこんなことを考えてるんだな」と分かってもらえます。
自分のことも理解してもらえてコミュニケーションも図れるので子どもの話は最適です。
※ただ保育者同士だとおしゃべりし過ぎは禁物です。
遊んでいると勘違いされてしますこともあるので、あくまでも職場という事を忘れずに。