中学・高校・大学・職場とずっと女性社会で生きてきました、現在26歳の保育士です。
保育士の職場は子どもとわきあいあいとしていて幸せそうな雰囲気が漂う場所ですよね。
そんな職場は女性社会です。
- 「子どものかわいい笑顔の裏には何とも言えない」
- 「どろどろとした雰囲気が漂っていそうないなさそうな…」
女性社会を生き抜いてきた私が保育士の職場の人間関係を徹底解剖します!
保育士さんの人間関係は?
保育士は子どもと上手くコミュニケーションを図れれば良いというわけではありません。
一緒に働く保育士、保護者ともコミュニケーションを図っていかなければいけません。
今回は良いことも悪いことも包み欠かさず私の体験談をもとに書かせて頂きます。
※(あくまでも私一個人の体験談です。)
保育士同士の人間関係は?
保育園で働くうえでここが一番重要ですよね。
一長一短に「良い!」とは言い切れません。
おそらくどの保育園にも「お局」と呼ばれる人はいるでしょう。
この「お局」と呼ばれる人が保育所内での人間関係をより難しくしています。
「お局」が悪口等を言い始めるとベテランであることもあり
なかなか逆らうことが出来ない人がほとんどです。
※お局…ベテランで職場を仕切る人。
ところで、保育士さんのイメージってどうでしょうか?
笑顔でかわいくて優しくて…と良いイメージをお持ちではないでしょうか?
私も現場で働くまではみんな優しいんだろうなと思っていました。
しかし現実は違うんです。
結構さばさばしていてイメージの様におっとりとした雰囲気の人は意外と少ないです。
自分も経験して思いましたがおっとりした雰囲気のまま仕事をしていたら
いつまでたっても仕事は終わらないんです。
あのおっとりした雰囲気は、保護者や子どもの前で見せる表の顔です。
とここまで言い切れるのにはきちんと理由があるんです。
それは、業務が多忙である事、また責任感が強くまじめな人が多いからなんです。
保育所は子どもが遊ぶ空間でもありますがそれと同時に子どもの命を守る(預かる)空間でもあるんです。
そのため、もちろん中にはまったりと仕事をこなす人もいるでしょうが、
保育士だけの空間になるとみんなテキパキ、さばさばとした雰囲気になります。
まったりマイペースに働くことはもちろん悪い事ではないですが、きびきびと強い責任感を持って働いている人から見たら「えっ?何やってるの?」となってしまうことも多々あります。
例えば
お昼寝明けは子どもをお越し布団をたたみ、子どもをトイレに行かせ、掃除機掛けて、おやつ食べさせて…ととってもばたばたしているんです。
そんな中一人の子どもにつきっきりになったり歩くのがゆっくりだったりするだけで
お局の怒りに触れることもあるんです。
何とも怖い話ですよね。
事務作業のように、自分だけのここまでに仕上げる仕事!
と決まっていれば自分のペースでやっても問題ないのでしょう。
しかし、保育士の仕事はそうもいきません。
他の保育士と協力しながら時間に追われて仕事をこなしていきます。
そのため責任感の強く仕事ができる人ほど周囲にもっと頑張ってほしいと願いから
あたりが強くなってしまったりするんですね。
これが女性社会のギスギスというかどろどろですね。
またもう一つここで重要な事です。
子ども達はとってもかわいいですよね。
でも全くいらいらしないわけではありません。
「友達に怪我をさせた」「ふざけまわっている」「話を聞かない」
どれも子どもなら当たり前で仕方のない事と理解はしているのですが
目の前でされるといらいらしてストレスがたまる事が実はしょっちゅうあります。
子どもへのいらいらのはけ口が周囲の保育士へ向いていきます。
またお局の的にされやすい人もいます。
それは「お仕事できないさん」です。
これはどの社会でもあるとは思いますが保育の社会の中でも存在します。
「製作のクオリティーが低い」「保護者対応が下手」「子どもへの声掛けが上手くない」
どれもきちんと教えて教育してあげればいいじゃん!と思うのですが、
あまり教えてあげるといった行動は見たことがありません。
直接強い言い方で本人に言うか陰愚痴として馬鹿にするか…
悲しいけど私が体験してきたのはこれが現状です。
私の聞いた言葉では
「自分で聞いてくるまで教えない」
「自分で調べ保育スキルをあげないのが悪い」
と言っている人もいました。
みんなで協力して働く場所なので陰口を言う前に助言をしてあげる方が大切ですよね。