国税庁の「平成30年分民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均年収はおよそ441万円であることがわかりました。男性の平均給与が545万円、女性はおよそ293万円です。今回は平均年収の生活実態を単身、世帯別に詳しく解説します。今の自分の生活レベルの水準を知りたい人は、ぜひ比較してみてください。
年収441万円の実態とは?
前述の民間給与実態統計調査のうち、給与階級別分布を見ると、年収400万円以上の人は全体のおよそ46%であることがわかりました。また同調査によれば、日本人の平均年収はおよそ441万円です。
この調査の対象は、非正規雇用労働者を含む源泉徴収対象者です。年収およそ441万円を稼ぐ職業は金融系や商社をはじめ、広告やインターネットなどのメディア業界、メディカル系などの業種が挙げられます。
独身世帯の場合
一人暮らしの場合、平均年収の441万円であれば、手取り月収は29万円ほどになるでしょう。単身であれば都内でもゆとりのある暮らしができます。
CHINTAIネットの調査によれば、東京23区の1Kの相場はおよそ8万円です。もちろん扶養金額を考慮する必要はありませんので、教育費・養育費の出費はありません。うまくやりくりし、毎月8~9万円ほどを貯蓄に回すことができれば、年間100万円以上貯金することができます。