21位:角島大橋(山口)
2000年に開通した、山口県下関市と角島を結ぶ「角島大橋」。橋の長さは全長1,780mで日本第2位を誇り、無料で通行できます。
エメラルドグリーンに輝く海の上に浮かぶように架けられている橋は、オーシャンビューの絶景を楽しめるドライブルートとして人気で、さまざまなメディアで紹介されています。
日中の美しさもさることながら、夕暮れ時の景色もまた格別です。そして夜になりライトアップされるとロマンティックな顔を見せ、デートにもおすすめ。
22位:日光東照宮(栃木)
世界遺産「日光の社寺」を構成する資産のひとつ。江戸幕府初代将軍である徳川家康を祀り、境内には国宝8棟、重要文化財34棟をかかえ、豪華絢爛な美しさにため息が漏れそう。
「日光東照宮」といえば、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻も見どころのひとつ。神厩舎の長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。その彫刻のなかに、この三猿が掘られています。
また有名な眠り猫は、日光にちなんで陽だまりでうたた寝をしている姿と言われてますが、別の説では悟りを表しているとも伝えられていて、これらにはどこか謎めいたストーリーを感じます。
23位:ひがし茶屋街(石川)
金沢にある三つの茶屋街のひとつ。石畳に沿って殻格子のお茶屋さんが並ぶ風情のある通りで、江戸時代の面影をいまに伝えます。
茶屋を利用したカフェや、金沢土産の定番である金箔や伝統工芸のお店が並び、とくに週末には多くの観光客で賑わいます。
「ひがし茶屋街休憩館」では無料で町家を見学でき、またトイレもあるので休憩に立ち寄るにもおすすめです。
24位:湯畑(群馬)
温泉街の中心にあり、なんと毎分約4,000リットル、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出ている「湯畑」。湯けむりが一日中もうもうと立ち上がる光景は、草津温泉のシンボルです。
湯畑周辺には無料の足湯や温泉まんじゅうのお店、射的ができる遊技場なども並んでいるので、ぶらりと散策してみるのもおすすめ。
夜には景色が一変し、ライトアップされた湯畑が幻想的な世界を演出します。ぜひ宿泊して楽しみたい光景です。
25位:大阪城(大阪)
江戸城、名古屋城とならび日本三大名城のひとつに数えられます。羽柴秀吉、のちの豊臣秀吉によって築かれた居城でしたが、1615年の「大阪夏の陣」で落城し、1620年に徳川秀忠の命により10年かけて再築されました。
現在の天守は1931年に復元されたものですが、櫓や門などは江戸時代のものが残っています。夜にはライトアップされ、暗闇に妖艶に浮かび上がります。
また大阪城のお濠めぐりができる黄金色の御座船「大阪城御座船」もおすすめ。季節ごとに移りゆく景色の中、船内で流れる大阪城の歴史解説で歴史を学びながら、大阪城の石垣を間近に眺めることができます。
26位:白金青い池(北海道)
白金青い池を写した写真を、米国Apple社がMacintosh OSXの壁紙の1つに採用したことで知名度が爆発的に拡大し、世界中から観光客が訪れるようになった人気スポット。
空の青さとも海の青さとも違う、乳白色が混ざったような自然界ではあまり目にすることのないミルキーな青さが特徴で、最近では”美瑛ブルー”とも称されています。
青く見える理由としては、湧水に含まれる水酸化アルミニウムなどの微粒子が美瑛川と混ざることによってコロイドが生成され、そこに太陽光が差し込むことで透過性の高い青色を乱反射させるため、ということらしいですが、実はまだはっきりとは解明されていないのだそうです。いろいろな偶然が重なってできた奇跡の景観と言えるかも知れません。
春〜夏にかけて緑の木々に囲まれた青い池も美しいですが、秋のカラフルな紅葉に囲まれた姿や、冬の白銀の世界とのコントラストもまた見事です。
27位:原爆ドーム(広島)
核兵器による惨状をそのままの形で伝える世界で唯一の建造物であることや、核兵器廃絶と恒久平和の大切さを訴える、他に例をみない平和記念碑であることより、1996年12月に世界遺産に登録されました。
「二度と同じような悲劇が起こらないように」との戒めや願いをこめ「負の世界遺産」と呼ばれています。
提供・トリップノート
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