世界最大級の水族館・海遊館に、日本一高いあべのハルカス、新喜劇が鑑賞できるなんばグランド花月など、雨の日でも楽しめる大阪の屋内のおすすめ観光スポットをご紹介します。
1.海遊館
「海遊館」は、旅行口コミサイトでアジアの水族館第一位に選ばれたこともある、世界最大級の水族館です。飼育展示されている生き物の数は620種、約3万点にのぼります。水族館としては珍しい、圧巻の地上8階にもわたるスペースには、常設展示、新体感エリア、企画展など、工夫を凝らした生き物の展示がされています。
入館したらまずは一気に最上階までエスカレーターで上り、展示スペースを鑑賞しながら徐々に下りていくというスタイルで進んでいきます。大きなジンベエザメが泳ぐ巨大な水槽「太平洋」や、2019年3月にリニューアルした3種類のペンギンが展示されている「南極大陸」、色あざやかな熱帯魚が泳ぐ透明な海底トンネル「アクアゲート」など、趣向が凝らされた14の水槽で、さまざまな生き物たちに出会えます。
2.あべのハルカス
「平成の通天閣」を目指して2014年に完成した、高さ300m、地上60階建ての日本一高い高層ビル「あべのハルカス」。建物内には、大阪マリオット都ホテル、あべのハルカス美術館、近鉄百貨店が入っています。また、あべのハルカスから徒歩2分圏内にはキューズモール、MIO、Hoop、新宿ごちそうビル等があり、周辺でショッピングやグルメもあわせて楽しむことができます。
58〜60階には「ハルカス300展望台」があり、展望台の高さで比較すると、東京スカイツリーに次いで国内第2位の高さから大阪の街並みを一望できます。
3.グランフロント大阪
「グランフロント大阪」は2013年に開業した複合商業施設で、大阪駅に直結しています。南館、北館、うめきた広場にわかれており、ファッションや雑貨、ライフスタイルショップ、ビューティー、レストラン、カフェ、バーなど270店以上が集まる、国内最大規模のショッピングタウンとなっています。
知的エンターテインメント「ナレッジキャピタル」では、遊んで学んで体験できるイベントが盛り沢山。また朝の4時まで営業している飲食店もあるので、お天気も時間も気にせずに楽しい時間を過ごすことができます。
4.なんばグランド花月
お笑いの本場・大阪に来たら「なんばグランド花月」での新喜劇鑑賞は必須です!毎日昼公演と夜公演が開催されており、昼公演では漫才・落語、新喜劇が楽しめ、夜は日によって異なるお笑い企画ショーが開催されています(チケット料金は昼:約4,700円、夜:約2,000円)。
また、お笑い鑑賞だけでなく、吉本芸人のグッズが買える「よしもとエンタメショップ」や、吉本新喜劇の「VR体験」、記念写真にぴったりな「本公演出演者パネル」など、訪れるだけでも楽しめるスポットとなっています。
5.心斎橋筋商店街
「心斎橋筋商店街」は、およそ580mに渡って約180店ものファッション関係のお店や飲食店などが並ぶ商店街です。その歴史は古く、江戸時代にはすでに呉服店などが並ぶ買い物の街として賑わいを見せてきました。老舗店から最先端のショップまで、立ち並ぶ店舗のバリエーションは様々。観光客も多く訪れる、大阪観光において定番スポットの一つです。
6.梅田スカイビル
地上40階・高さ173メートル、総工費750億円かけて造られた梅田スカイビルは、卓越した見た目や建築方法から世界でも話題になり、2008年には英紙『THE TIMES』にてタージ・マハルやサグラダ・ファミリアと並び、「世界を代表する20の建造物」として紹介されました。
ビルはタワーイーストとタワーウエストの二つの棟に分かれており、タワーウエストには「絹谷幸二 天空美術館」、タワーイーストには、「シネ・リーブル梅田」と「滝見小路」などの施設があります。39階・40階・屋上については2棟がつながっている構造となっています。
7.ルクア
「ルクア」は、JR大阪駅に直結している大型商業施設です。2018年の春にオープンした「食」の新しい楽しみ方を体験できるエリア「FOOD HALL」を始め、ファッション、コスメなど旬なものが勢ぞろい!子ども服や雑貨、オシャレなメンズ向けのファッション、グルメのお土産なども揃っているので、食事やお土産選びはもちろん、ちょっとした観光の空き時間に立ち寄ってみるのもおすすめです。
8.大阪市中央公会堂
「大阪市中央公会堂」は大正7年(1918年)に建てられた施設で、東京駅の設計者である辰野金吾氏と片岡安氏が設計。平成14年(2002年)には国の重要文化財に指定されました。館内には1,000人以上収容できる大集会室があり、かつてヘレン・ケラーやガガーリンなどの歴史的人物の講演も行われました。
自由に見学できるのは展示室と自由見学エリアのみで、その他の部屋も見学したい場合は、公会堂主催の「ガイドツアー」への申し込みが必要となります。
9.ニフレル
「感性"にふれる"」というコンセプトから「ニフレル」の名がつけられた、吹田市万博公園のEXPOCITYにある水族館。世界最大規模の水族館・海遊館が初プロデュースする新感覚のアーティスティックな施設で、水生生物だけではなく、陸上生物も展示しています。
館内は「"いろ"にふれる」「"すがた"にふれる」「"わざ"にふれる」など、世界観が全く異なる7つのゾーンに分かれて展示されており、「WONDER MOMENTS」のゾーンでは、世界初となる球体とフロアのプロジェクションマッピングが楽しめるアート空間が広がります。新感覚のミュージアムをぜひ体感してみてください。
10.ららぽーとEXPOCITY
エンターテインメントとショッピングが楽しめる日本最大級の大型複合施設「ららぽーとEXPOCITY」。ランチやカフェを楽しめるグルメスポットも充実しており、バリエーション豊富なラインナップにどのお店にしようかと目移りしてしまうほど。人気のお店は行列ができるので、例えば休日のランチなら11時過ぎくらいには食べ始めるプランを立てると、時間を有効に使えます。
「ららぽーとEXPOCITY」内でひときわ目を引くのが、高さ日本一でシースルーの大観覧車(乗車料1,000円)。なんと乗車料8,000円のVIPゴンドラもあるので、少し変わった体験をしたい方には特におすすめです。