近年、七夕に結婚式を挙げる「七夕婚」を行うカップルが増えています。そこで今回は、七夕婚の縁起の良し悪しやメリット・デメリットなどをご紹介します!七夕婚で使えるおすすめの演出やアイデアも解説していますよ。是非参考にしてくださいね。
七夕婚の縁起の良い・悪いを解説!
7の数字が入っているから縁起が良い
七夕婚は基本的に縁起が良いものだと言われています。七夕は7月7日で、「ラッキーセブン」の意味があることが大きいですよ。幸運な数字が2つも並ぶため、記念日に設定すると縁起が良いです。
また「7」という数字には、「正しい道を選択している」という意味があります。「あなたが選んだ道は正しいから、このまま進んでいい」というメッセージと言えますね。そのため、この結婚は正しいものだという意味になるのです。
七夕には、この「7」という数字が2つも使われています。そのため、「選んだ道が正しい」という意味合いが更に強くなりますよ。七夕を入籍や婚約の記念日に選べば、この先何があっても乗り越えていけるでしょう。
長年愛し合える夫婦になれる
七夕婚は、「ずっと愛し合い続けられる」という意味があることから、縁起が良いと言われています。七夕の伝説に出てくる織姫と彦星は、長い間ずっと相手のことだけを思っていますよね。このことから「織姫と彦星のように、永遠に相手だけを思いやれる夫婦になれる」という意味がありますよ。
七夕伝説から縁起が悪いという意見もある
基本的に縁起が良いものだとされている七夕婚ですが、反対に縁起が悪いという意見もあります。縁起が悪いと言われる原因は、七夕伝説にあるでしょう。七夕伝説とは、織姫と彦星が結婚した後仕事をせずに遊び呆けていたため、天帝から引き離されてしまう、という言い伝えです。
せっかくの新婚生活を楽しんでいた最中に織姫と彦星は引き離され、7月7日の1日しか会えなくなってしまったのです。この伝説から、「結婚後すぐ引き離されて縁起が悪い」「結婚後仕事を怠けるという暗示になっている」という意見が見られます。
しかしこれはあくまでもイメージの話です。「七夕に結婚するのは縁起が悪い」などというマナーはありません。また七夕に結婚したからと言って、全ての人が怠け者になることもないでしょう。
七夕婚のメリットとは?
①記念日が覚えやすい
七夕婚をする上で良い点は、やはり結婚記念日が覚えやすいという点です。他の何でもない日は、意識していないとすぐに忘れてしまうでしょう。特に男性の場合は記念日を忘れてしまいがちです。しかし七夕の7月7日ならば覚えやすく、うっかり忘れを防ぐことができますよ。
覚えやすい7月7日を記念日にすることで、結婚後何年経っても記念日を覚え続けられるでしょう。「相手は結婚記念日を覚えているか」と不安になる心配もありません。非常に大きなメリットですよ。
②特別な演出を楽しむことができる
七夕に結婚式を挙げるメリットとして、他の日にはできない特別な演出が楽しめる、という点もあります。七夕らしいドレスや小物、セットなど、別日にはできないアイデアでウェディングを盛り上げることができますよ。
自分たちだけではなく、ゲストの思い出に残るウェディングになることでしょう。「他にはない特別な結婚式がしたい!」という方にとって、非常に良いメリットなのではないでしょうか。
③デートプランが立てやすい
七夕を結婚記念日にすると、記念日のデートプランが立てやすいというメリットもあります。毎年7月7日には、七夕にちなんだ様々なお祭りやイベントが開催されますよね。カップル・夫婦割の効く施設やお店なども多くあります。
結婚記念日には2人でデートがしたい!という方には嬉しいポイントですよね。また子供が生まれた時なども、全員で記念日を楽しむことができるでしょう。
七夕婚をするデメリットとは?
①周りとかぶる恐れがある
良い点の多い七夕婚ですが、実は悪い点もあります。その一つが、「周りと被ってしまう危険がある」ということでしょう。七夕婚は、11月22日の「いい夫婦の日」やクリスマスなどと同じくらい人気のある日程です。結婚式に七夕を選ぶカップルが多いため、周りの友人と式の日取りがかぶる恐れもあります。
また七夕にウェディングをしたい!というカップルが多いため、式場の予約も取りづらいでしょう。最低でも1年前には予約をしないと日が抑えられない、ということも考えられます。またウェディングドレスやお色直しの衣装なども争奪戦になるでしょう。ゆっくりウェディングプランを練りたい!という方には悪い点です。
②大安の日が少ない
七夕婚の悪い点として、「大安の日が少ない」ということも挙げられます。大安とは、暦の六曜の一つで「最も縁起が良い日」とされている日です。何をしてもおめでたいとされる日であり、結婚式にはもってこいですよ。しかし七夕には、この大安の日が非常に少ないです。
前日の6日や8日は大安になる年が多いのですが、七夕当日はなかなか大安が回ってきません。一番早くても2038年になってしまいます。「結婚式は絶対に大安!」と決めている方は、七夕婚は向かないでしょう。
③イベントと被りやすい
七夕婚のデメリットとして、「イベントごとと被りやすい」という意見も聞かれました。これは主に結婚後に言えることでしょう。旦那さんや自分がイベント関連の仕事をしている場合、七夕にはどうしても行事が入ってしまいます。そのため仕事が休めず、結婚記念日が十分に祝えない…ということになってしまうのです。