③お弁当でも無理に野菜を食べさせようとする

 子どもが食べやすい野菜(トマト・ブロッコリー)を厳選して乗せてみる!

子どものお弁当作りのプレッシャーから解放される、守らなくてよいこと3つ
(画像=『女子SPA!』より引用)

ブロッコリーは冷凍モノを活用すれば準備は簡単。ミニトマトはヘタを取って洗うだけ

 栄養バランスや彩りを考えて、野菜をしっかり入れようと考えてしまうと、おかず作りに追われて疲れてしまう原因になりかねません。まずは、子どもが好きな野菜を聞いてみましょう。きんぴらごぼうや、ひじき煮を苦手とする子どもに無理強いさせるより、好きな野菜を食べる経験を優先してもよいはず。お弁当は好き嫌いを直すことが主旨ではありませんし、苦痛な食事体験をさせるほど、野菜嫌いは加速してしまいます。

 我が子の場合で言えば、ミニトマトやブロッコリーが好きなので、それらを入れてみて「野菜食べられたね! すごいなあ!」とほめていたら、アスパラやインゲンなどさまざまな野菜を食べられるようになっていました。子どもの成長や好みもありますから、焦らないことが一番。そう考えていくと、精神的苦労も解消されていきます。

 ということで、これらのポイントをおさえつつ、忙しいシーンを想定してお弁当を作ってみました。

“10分弁当”が我が子に大好評だった!

子どものお弁当作りのプレッシャーから解放される、守らなくてよいこと3つ
(画像=『女子SPA!』より引用)

タラコパスタ、キャラクターのかまぼこやソーセージ。ミニトマトとブロッコリーを乗せて

 冷凍パスタを温めて、好きなキャラクターの形をしたタンパク質いっぱいのおかずを乗せて、栄養豊富なブロッコリーとミニトマトを添えてみました。準備時間は10分程度ですが、我が子は一気に完食。「お弁当にスパゲッティとかグラタンが入ってるとすっごくうれしい!」と大喜びでした。

 さあ、このお弁当をどう感じますか? その答えは人それぞれだと思います。まずは作り手の状況を考慮しながら、無理なく準備ができること。そして子どもたちが喜んで食べてくれたら、素敵なお弁当生活になるはずです。新生活を頑張るすべての皆様に愛をこめて。

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<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ> スギアカツキ 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

提供・女子SPA!



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