赤ちゃんが生まれたらたくさんシャッターを切るママさんは多いことでしょう。
そんな中でも、動き続ける赤ちゃんを上手にかわいく撮るにはどうすればよいか悩んでいるママさんもいるのではないでしょうか?
この記事では、赤ちゃんの写真を上手に撮るコツをご紹介します。
併せて、赤ちゃん時代に積極的に撮影したいシーンやおしゃれな月齢フォトを撮る秘訣を解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
[講師]フリーカメラマン honami
一瞬の表情を撮り逃さない!赤ちゃんを撮るコツ
不意打ちに動いたり、表情がコロコロ変わる赤ちゃんの写真を撮るにはいくつかのコツがあります。まずは赤ちゃんの写真を撮るコツをご紹介します。
AF機能を使ってピントをしっかり合わせる
赤ちゃんの写真を撮ろうとすると、ブレてしまったりピンボケになってしまったり、ということはありませんか?手ブレやピンボケを防ぐためには「オートフォーカス(AF)機能」を使って赤ちゃんの顔、できれば瞳にピントを合わせてシャッターを切りましょう。
カメラによっては「瞳AF」という機能が搭載されているため、この機能を使いこなせるようになるとバシッとピントの合った写真が撮れますよ。
フラッシュは「オフ」がおすすめ
赤ちゃんの写真を撮る際に室内で撮影することがほとんどかと思います。
フラッシュを使いたくなることもあるかもしれませんが、フラッシュは「オフ」がおすすめです。
フラッシュ「オフ」が良い理由
フラッシュの光は強いので、赤ちゃんには負担になってしまいます。
赤ちゃんに負担をかけずに撮影するために、フラッシュは「オフ」がベターです。
明るさが足りない場合は?
とはいえ、フラッシュがないと明るさが足りない…、ということもあるでしょう。
そんなときには、カメラの設定で明るさを調整すると良いです。
- ISO感度を上げる(室内の場合はISO400〜3200)
- 絞り値を開放に近い数値にする(絞り値優先モード、マニュアルモードの場合)
- 露出補正機能で調整する(絞り値優先モード、シャッタースピード優先モードの場合)
いろんな目線でカメラを構える
ワンパターンになりがちな赤ちゃんの写真は、いろいろな角度、目線から撮影するとバリエーション豊富に撮影できます。
赤ちゃんが横になっている場合
赤ちゃんが横になっているときには、頭の方から真上にカメラを構えましょう。
頭の方から真上に構えると、顔のパーツがはっきりと写り、かわいらしい瞬間が狙えますよ。
首が完全に座り、うつ伏せになっている姿を撮りたいときには、赤ちゃんの目線と同じ高さになるようにママも横になって撮影してみてくださいね。
赤ちゃんが座っている場合
赤ちゃんが座っているときには、うつ伏せのときと同じように赤ちゃんの目線と同じ高さでカメラを構えましょう。
座っているときには、赤ちゃんと同じ高さになるようにかがんだり転がってりして撮影してくださいね。
後悔しないために撮っておきたい赤ちゃん写真
ここからは、赤ちゃん時代に撮っておきたいおすすめのシーンをご紹介します。
ぜひ参考にして、今しかない姿を残してあげてくださいね。
泣き顔や寝顔
思いっきり泣いている泣き顔って愛おしいですよね。そんな愛おしい泣き顔や天使のような寝顔を撮影しましょう。
大きくなるにつれて泣き顔を撮れる機会は減ります。
それと同時に、成長するとどんな顔で泣いていたのか思い出せなかったりすることも。
写真というのは、忘れかけていた思い出もまるでその時にタイムスリップしたかのように思い出せるので、ぜひ泣き顔を撮影しましょう。
また、寝顔は意外にも大きくなっても変わらない子も多いもの。
赤ちゃん時代に撮影した寝顔の写真を大きくなった我が子と見比べるのも楽しいですよ。
新生児の生理的微笑
新生児のにっこりと笑った「生理的微笑」を見かけたら、ぜひ撮影してください!
生理的現象である新生児微笑は、狙って撮影することは困難です。しかし、新生児という限られた期間でしか見られない姿なので、撮っておきたいシーンのひとつになります。
パーツ撮り
手や足はもちろん、耳、目、鼻などの顔のパーツ、おへそなどの体のパーツにフォーカスして撮影しましょう。体のパーツというのは、成長すると大きさだけでなく、形が変わることもあります。
小さな体の一つひとつを写真で残しておくと、アルバムを作ったときに愛おしさが増しますよ。