そんなことまで言う?
姉妹のように仲が良いミドリさんとお義母さんを、暖かく見守っていた貴史さん。しかし、ふたりの会話を聞いて驚きを隠せませんでした。
「お義母さんは『貴史くんとはどこまでいってるの?』って聞いたんです。そしたらミドリさんが『昨日は初めてしたの』って…。ええっ!?って声には出しませんでしたが、とても驚きました」
実は、お付き合いする女性の両親に会うのは今回が初めての貴史さん。ふたりの赤裸々な会話に度肝を抜かれましたが、女兄弟がいない貴史さんは「女性とお母さんの関係ってこんなもんなのだろうか…?」とも、思ったのだそう。
同棲スタート
付き合ってすぐに、同棲を提案していた貴史さん。お義母さんのことが少し気になりつつも、深くは気にせず、交際開始から1ヶ月後には、新居で同棲をスタートします。
「同棲スタートした翌日に、またお義母さんが訪ねていらっしゃいました。まだ段ボールが散らかっていて申し訳なかったのですが…」
お義母さんは、荷物の開封を手伝い、ミドリさんとふたりで部屋のコーディネートを決めていきます。ゲストルームに泊まるのかと思いきや、ナチュラルにミドリさんとお義母さんは一緒のベッドで就寝。ゲストルームに寝ることになったのは貴史さんでした。
「遠くに住むひとり娘ですから、たまに会ったら一緒に居たいんだろうと思いました。少し疎外感はありましたが…」
お義母さんは3日間ほど泊まり地方の実家へ帰りました。
「いつまでいるんだろう…と心配になってきていたので、帰ってくれて一安心です」