知育オタクの私、筋トレ奮闘中の夫、元気すぎる娘、元野良のにゃんこの3人+1匹家族。お掃除大好き!いつでも人を呼べる家を目指して、毎日せっせと断捨離と掃除に取り組んでいます!
最近では、女性の社会進出に伴ってベビーシッターの需要が増加しています。みなさんのなかにも、ベビーシッターになりたいと考えている方がいるかもしれませんね。そこで今回は、ベビーシッターにまつわる給料面や働き方について詳しくご紹介します!ほかの子ども関係の職業との比較も、あわせてチェックしましょう!
働き方別!ベビーシッターの給料
ひとくちに「ベビーシッター」といっても、働き方はさまざま。それによって、給料事情も異なります。ここでは、主に3つのパターンに分けてご紹介しましょう。
正社員として働く
ベビーシッターをメインとする正社員の求人は、非常に少ないのが現状です。そのぶん倍率は高くなりやすいですが、固定給で安定感がある点が魅力的! なかには、昇給やボーナスなどの制度がある企業も見受けられます。
固定給の場合、給料の相場は16万円〜20万円ほど。年収にすると、300万円ほどとなります。
登録会社に所属して働く
ベビーシッターの登録会社に所属しておき、依頼がきたら働くというパターンです。勤務場所や時間などの希望を伝えられるので、条件に合った依頼がくる可能性があります。ただし、登録してもすぐ仕事がもらえるとは限りません。
雇用体系は登録会社によって異なりますが、契約社員・パート・アルバイトのいずれかであることがほとんど。給料は時給制であるケースが多く、アルバイト・パートの時給は1,000円〜1,500円ほどが相場です。
一方、最近では固定給制度を実施している登録会社も見受けられるようになりました。雇用体系や給料の規定は会社ごとに異なるため、自分にあったところを選びましょう。
個人事業主として働く
登録会社に仲介してもらうのではなく、利用者と直接契約をして個人事業主(フリーランス)として働く方法もあります。この働き方のメリットは、利用者からもらった利用料がそのまま収入となる点。ベビーシッターの1時間あたりの平均利用料は2,000円ほどなので、それがご自身の時給となります。
ただし、登録会社に所属する場合と同じく、安定して依頼がくるとは限りません。自分でお客さんを探す、契約の手続きをするといった作業をする必要もあります。
基本的な給与を左右する2つの要素
上記は全国平均の金額となっており、実際の基本的な給料は「勤務地域」と「募集要項」によって異なります。ここでは、その具体的な差をみてみましょう。なお、給与の上乗せが期待できる資格に関してはのちほどご紹介しますね。
勤務する地域
ベビーシッターの給与は、地域によって差があります。平均年収が最も高い地域は「九州・沖縄」の約449万円、最も低いのは「中部・北陸」の約344万円という結果に。勤務する地域によって、最大で約100万円以上もの違いがあるようです。
主婦か新卒か
求人の募集条件によっても、平均年収に差がみられます。多く見られるのが、「主婦」と「新卒」を分けているケース。主婦の平均年収は約337万円、新卒は約383万円です。
(参考)https://www.brush-up.jp/guide/sc36/salary
ほかの職業と比べるとどうなの?
このように、正社員なら年収300万円ほど、登録会社の所属なら時給1,000円〜1,500円、個人事業主なら時給2,000円が目安となります。この数字を見て、「これって、子どものお世話をするほかの職業と比べてどうなの?」と疑問に感じた方もいることでしょう。
そこで、子ども関連の代表的な職業である「保育士」と「幼稚園教諭」の給料面もチェックしていきます! なお、両者のデータは厚生労働省の「令和元年 賃金構造基本統計調査」をもとにしたものです。
保育士
主に保育所などで、幼児の保育をおこなう保育士。厚生労働大臣指定の学校・施設で決められた科目を修得して卒業、または都道府県知事が実施する保育士試験に合格することが条件です。
平均月給は約24万円、ボーナスは約70万円で、年収にすると約363万円となっています。メディアなどで給料の安さが話題になったことが影響し、現在は金額が見直されつつある傾向に。平成29年度のデータと比べ、平均年収は約21万円もアップしていますよ。
幼稚園教諭
幼稚園教諭の主な仕事は、3歳から就学前の幼児に教育をおこなうこと。大学院・大学・短大・専門学校などで幼稚園教諭免許状を取得する必要があります。
幼稚園教諭の平均月給は約24万円、ボーナスが約74万円で、年収にすると約367万円となっています。保育士の給与と比較すると、わずかに幼稚園教諭が上回っていますね。