まずはベビーマッサージを学ぶ目的を整理しよう
ベビーマッサージの資格を選ぶために必要なことは、まず、何のために学ぶのかを整理することです。
ここをしっかり整理しておかないと、安易に金額や時間数などで決めてしまいがちですが、あとで後悔するといったこになってしまいます。
ですので、まずはしっかりご自身の目的を整理しましょう。
ベビーマッサージの資格を取得される方の主な理由は、大きく3つに分けられると思います。
- 自分と自分の子どものために学ぶ
- ベビーマッサージの資格を活かして、教室を開く
- 子どもに携わる仕事をしている人のスキルアップ
順番に解説していきます。
自分と自分の子どものために学ぶ
ベビーマッサージは子どものため、という風に思われている方も多いと思いますが、実はお母さんにとってもメリットがたくさんあります。
出産後、10~15%の女性が「産後うつ病」にかかると言われていますが、その治療法として「ベビーマッサージ」が推奨されています。
英国ロンドンでの研究では、産後うつ病のお母さんがベビーマッサージを行うことで、うつの症状が経験したという調査結果もあります。
産後うつでなくても、ベビーマッサージを通じてお母さんと赤ちゃんがスキンシップをはかることで、子どもへの接し方に自信を持ち、赤ちゃんを精神的に安定させることでお母さん自身もリラックスできるようになります。
お母さんが育児体験に満足すれば、それが赤ちゃんの満足になり、感情的な結びつきが強くなります。
ベビーマッサージの効果
- 脳やカラダの発達を促進
- 免疫力アップ
- よく寝てくれる
- 赤ちゃんの不安を解消
ベビーマッサージには、赤ちゃんとの親子関係が深まる効果も!
ベビーマッサージの教室を開いて、収入を得る
ベビーマッサージの資格は、「おうち起業」にも最適です。
自宅開業できる「ベビーマッサージ教室」は育児中・子育て中のお母さんでもできることから人気となっています。
また、自宅でなくても、
- 出張レッスン
- 児童館や公民館などの公共施設
- 病院や産婦人科など
で展開されている方も多くいます。
ベビーマッサージに国家資格はなく、すべて民間資格となります。
そのため、無資格でも教室の開業は可能ですが、小さなお子様と接する仕事となりますので、無資格で教室を運営するのは正直難しいと言えるでしょう。
反対に、資格を取得して開業する場合は「●●協会認定資格取得」とプロフィールに書くことで安心・信頼を得ることができます。
なので、資格を選ぶ際は、教室を開業する際のサポート体制があるかなど、資格を発行する協会についてもしっかり調べておくことが必要です。
ちなみに、YMCメディカルトレーナーズスクールで教えているベビーマッサージは、IHTA(一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会)が認定する「チャイルドボディセラピスト」という資格となります。
IHTAでは、自宅開業のためのアドバイスや、指定校としての活動をバックアップするための制度が整っています。
子どもに携わる仕事をしている人のスキルアップ
ベビーマッサージを学ぶ人の中には、保育士や看護師、助産師など、赤ちゃんに携わる専門職の方々がスキルアップとして学ばれる方も多いです。
目的としては、大きく3つが考えられます。
- 資格を得て、現在の仕事から転職を考えている
- 現在の仕事のスキルアップを目指している
- ご自身のペースで教室を開きたいと考えている
小さなお子様と接する機会の多い専門職の方は、実際に保護者からの質問も多いです。
そんなときに適切にアドバイスができなかったと、いろいろ後悔する場面を経験したことで、適切なアドバイスを行えるよう専門知識を求めてベビーマッサージの資格を学びに来る方が大勢いらっしゃいます。
何より、子育てで悩むお母さんは、本当に孤独です。
そんなお母さんの力になれたと実感できる瞬間は、ベビーマッサージを伝えるインストラクターが共通してもっている「やりがい」となっています。
ベビーマッサージの資格取得の方法は2つ
ベビーマッサージの資格を取得する方法は大きく分けて2つです。
- 通学で学ぶ
- オンライン講座で学ぶ
順番に説明します。
通学で学ぶ
ベビーマッサージの資格を学ぶのであれば、時間的・場所的に問題がないなら通学スタイルが最もおススメです。
ベビーマッサージでは、赤ちゃんにマッサージをするための手技を学びます。
そのため、通信講座よりも圧倒的に通学で対面形式の方が分かりやすいです。
また、講師が直接マッサージの仕方をチェックできますので、「ちゃんとできているのかな?」といった不安も対面であれば講師が適切にアドバイスをくれます。
体に関すること、脳に関することも学びますので、専門用語など分からないことがあった場合でも、すぐに質問できるのも大きな安心です。
一方、通信講座は一人で学ぶケースがあるので、孤独になりやすく、勉強スケジュールを自分で組み立てなければいけないので、途中でドロップアウトしてしまう人も少なくありません。
自己管理が苦手な人には向かない場合があります。
ほかにも、通学のメリットとして、同じタイミングで学ぶ生徒同士の横のつながりが持てるのも利点です。
卒業後も、生徒同士で情報交換やビジネスのつながりとして広げることもできます。
通信講座で学ぶ
ベビーマッサージの資格は、通学のほかにオンライン講座でも学ぶことができます。
オンライン講座とは、インターネット回線を通して遠隔地でも場所にとらわれることなく学ベるのが利点です。
オンライン講座でも「録画」したものを自分のタイミングで視聴するタイプと、「LIVE配信(生配信)」によるものに分かれます。
どちらにもメリットはありますが、ベビーマッサージを学ぶのであれば「LIVE配信(生配信)」の方式がおすすめです。
録画方式の場合、好きな時間に好きなタイミングで学べるというメリットがある反面、どうしても一方向の授業となってしまい、不明点などが質問できないというデメリットがあります。
乳幼児を相手にするベビーマッサージでは、安全な教室を展開するための大事な学びがあります。
分からない部分を分からないままにしてしまうことは、安全な教室を作るうえでは適してない場合があるでしょう。
ちなみに、オンライン講座を受講する場合、スマホやタブレットでも受講できますが、PCで受講する場合は「外付けカメラ」と「外付けマイク」が必要になる場合があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ベビーマッサージの資格を取得しようと思ったら、いきなりスクールを比較するのではなく、まずは目的を整理することをおすすめします。
主な目的は3つ
- 自分と自分の子どものために学ぶ
- ベビーマッサージの教室を開いて、収入を得る
- 子どもに携わる仕事をしている人のスキルアップ
そして、目的に応じて
- 教室を開きたいなら通学またはLIVE配信型のオンライン講座がおすすめ
- 自分のために学ぶなら録画方式の通信講座もOK
さらに、
- ベビーマッサージの教室を開いて収入を得るには、資格の発行団体が大事
ということをお伝えさせていただきました。
ベビーマッサージの資格選びは、資格を取得した後の活動にも大きく影響してきますでの、しっかりと情報収集してください。
YMCメディカルトレーナーズスクールでは、納得して決めてもらえるよう無料で相談を受け付けていますので、どうぞ気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同、ご連絡をお待ちしております。
【こちらの記事も読まれています】
>ヨガインストラクターに年齢は関係ある?結論:40代でも遅くない!
>整体師の資格と種類は何がある?整体師になるには絶対必要?
>ヨガとピラティスってどう違うの?それぞれの効果や特徴をチェック!
>ベビーマッサージの効果とは?赤ちゃんとママに起こる効果を詳しく解説
>【適性check!】アロマセラピストに向いている人とは?