女性の転職、なかなか内定が出ない人の傾向
菊池:やりたい仕事やキャリアプランが明確になっていても、なかなか転職に成功しない人もいます。
水上:厳しい言い方になってしまいますが、柔軟さがなく、視野が狭い方は転職活動が難航する傾向があります。
例えば、面接後に企業から重要なフィードバックがあっても、指摘された問題点を改善できず、次も同じ理由で「お見送り」になってしまうとか。
佐藤:人柄や柔軟性が重視される中途採用において、これは明らかにマイナスポイント。他者からの評価を受け入れられず、結果として不本意な転職をしてしまう人もいますよね。
菊池:柔軟性のなさとは逆に、人の意見に影響されすぎる、自分で決められないなど、芯がなくブレてしまう方も厳しいです。
素直さは大事ですが、自分自身の考え、これだけはゆずれないという「軸」は持っていた方がいい。
自分を理解するために、徹底したアウトプットを
佐藤:自分自身の考えを理解し、的確に言語化できる人って実は少ないんです。
だからキャリア面談では「転職に本当に求めているもの」が明確になるまで、対話の形でどんどんアウトプットしていただきます。あらゆる角度から本心を深堀りしていくのも、私たちの役割です。
水上:今の仕事の何が違えば転職しなかった?現職で叶えられなかったことは何?
キャリア面談ではそんな質問を投げかけながら、ご本人が持っている本質的な希望を一緒に探っていく作業をします。情報を共有しながら、どんどんピースを埋めて形にしていくんです。
佐藤:だからキャリア面談時に
「こんなこと言ったら笑われるかな」
なんて恥ずかしがる必要はありません。本音をぶつけてこそ転職で重視すべきポイントがクリアになっていくので、隠し事はなしでお願いします(笑)
水上:アウトプットには想像以上の効果があるんです。自分のことをひたすら話すだけでも、思考が整理されていきますから。
菊池:アウトプットしながらキャリアの棚卸しができるのは、転職エージェントを利用する最大のメリットですよね。
対話することで自分では気付かなかった適性や強みを発見して、意外な求人に目を向けることができる。結果、キャリアの可能性が広がります。
水上:話好きっていうのは女性のアドバンテージですよね。カフェで何時間もおしゃべりし続けられる、まさにあの感じ(笑)
菊池:MAPウーマンキャリアはアドバイザーが全員女性なので、女性が転職について気兼ねなく話せる環境だと思います。
佐藤:女性のアドバイザーに転職相談したくてここを選びました、という方も多いですよ。