骨格ストレートタイプの人は立体感があるメリハリボディが特徴。一方でニットを着ると気太りして見えるという悩みがあります。今回は骨格ストレートタイプの人が似合うニットの選び方のポイントやおすすめニット、コーディネート例を解説。着膨れしないニットの楽しみ方とは?

骨格タイプとは?

骨格ストレートタイプのニットはどう選ぶ?着太りしない3つのポイントを解説
(画像=『Rolmy』より引用)

骨格タイプは、大きく分けて「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプに分類。
「筋肉のつき方の特徴」「脂肪のつき方の特徴」「骨格と関節の大きさ」の違いなどから骨格診断ができます。

そして、自分の骨格タイプを知ることで、持って生まれた身体の質感やラインの特徴から、自分自身の体型を最もきれいに見せるデザインと素材を知ることができるのです。

自分に「似合うファッションスタイル&アイテム」を導き出せる手段のひとつといえます。

骨格ストレートタイプの特徴5つ

骨格ストレートタイプのニットはどう選ぶ?着太りしない3つのポイントを解説
(画像=『Rolmy』より引用)

骨格タイプの中で太って見えてしまう悩みを持つ人が多いのが、骨格ストレートタイプです。
骨格ストレートタイプの特徴は「上重心」「グラマラス」「メリハリボディ」。

どちらかというと上半身に重みがあり、立体感のある体型でありながら筋肉も感じさせる、メリハリのあるボディを持っている人が多いでしょう。

そのため、「体型をカバーしようとゆったりした服を着たら着太りして見える」「二の腕のパツパツ感が強調され気になる」といった悩みを抱えがちです。

1.バストライン

骨格ストレートタイプの人は、鎖骨からバストトップにかけて直線的につながるバストラインが特徴です。
胸に厚みがあり横から見ると立体的に見えます。

2.二の腕

上半身に重みがあり、二の腕は肉感があり、外側の筋肉にハリがあるのが特徴。
比較的華奢な人でも太く見えてしまいやすく、冬の着膨れが気になることが多いでしょう。

3.ウエストライン

骨格ストレートの人は、腰の位置は高めの傾向があります。
ウエストと腰幅の差が小さく、胸からウエストにかけての距離が短いためです。

4.膝上と膝下

太ももなど膝上は太めで、膝から下は細くメリハリのある足のラインが特徴。
他の骨格タイプの人から見ると、細くて羨ましくなる脚をしていることが多いです。

5.ヒップライン

ヒップが立体的で、ウエストラインがくっきりと分かります。
メリハリボディに見られやすいのは、ヒップラインがはっきりしているからでしょう。

骨格ストレートタイプのニット選びの3つのポイント

骨格ストレートタイプのニットはどう選ぶ?着太りしない3つのポイントを解説
(画像=『Rolmy』より引用)

秋冬の定番でもあり、必須アイテムのニットは、上手に取り入れないと着太りして見えてしまうアイテム。
上半身に重みのある骨格ストレートタイプの人にとっては、難しいアイテムのひとつです。

しかし、きちんとポイントを押さえて選べば、シルエットをキレイに見せることもできますよ。

ポイント1.網目が密なハイゲージニットを選ぶ

骨格ストレートタイプの人は、メリハリのある体型が魅力ともいえます。
ざっくりとした網目のニットを着てしまうと、余計に太って見えてしまいがち。

反対に、網目が密になっているニットを選ぶことで、体にフィット。

ハイゲージニットは程よい厚さがあり、立体的なボディラインを活かせます。
ジャストサイズのニットを選ぶことで、着太りせずにコーディネートを楽しめるはずです。

ポイント2.首周りはVネックがおすすめ!

骨格タイプがストレートの人は、首が短く見えてしまいがち。
深めのⅤネックで首回りをすっきり見せることで首を長く見せる効果が期待できます。

鎖骨がキレイに見えることで、ニットにありがちな野暮ったさを回避。
バランスの良い着こなしが叶います。

反対にラウンドネックは首がつまって見え、上半身の厚みをより強調させてしまう場合があるので注意が必要です!

ポイント3.高級感のあるカシミヤやウール素材が合う!

骨格ストレートタイプの人は、筋肉にハリのある質感をもっています。
身につけるものも、合わせてハリ感のある素材を選ぶと相性抜群です。

ふんわりと体を覆う素材はシルエットを大きく見せてしまうことがありますが、ハリのあるものを身に着けると体のラインをキレイに見せてくれる効果が。

表面が滑らかで高級感のあるカシミヤやウールを使ったニットを着用することで、シンプルな中にも上品さを演出できますよ。