食パンもフランスパンも同じパンですが、どちらのほうが太りやすいのかご存じですか?ダイエットや健康を考えてカロリーや脂質に気をつけている方にとっては、大変気になるところでしょう。そこで今回は、食パンとフランスパンのカロリーや脂質、糖質量などをチェックしてどちらが太りやすいパンなのかを紹介します。
食パンとフランスパンのカロリーは?
文部科学省の食品成分データベースをもとに食パンとフランスパンの可食部100グラムあたりのカロリーを見ていきましょう。
品目 | 熱量 |
---|---|
食パン | 248キロカロリー |
フランスパン | 289キロカロリー |
カロリーだけで比較するとフランスパンのほうが高いことがわかります。次は、脂質や糖質について見ていきます。
脂質や糖質はどっちが多い?
食パンとフランスパンの可食部100グラムあたりの脂質と糖質の量は以下の通りです。
品目 | 脂質 | 糖質 |
---|---|---|
食パン | 4.1グラム | 42.2グラム |
フランスパン | 1.3グラム | 54.8グラム |
脂質量は、食パンのほうが多いですが糖質量はフランスパンのほうが多くなります。この違いは、材料の違いによるものです。食パンは、バターやマーガリンを使って作られている一方、フランスパンは小麦粉や水、酵母などのシンプルな材料で作られています。
総合的に比較するとカロリー・糖質量ともに高いフランスパンのほうが太りやすいといえるでしょう。しかし単なる数値のほかにもう一つだけ知っておきたい点があります。
腹持ちの良さが左右する?食べ方に注意が必要
フランスパンは、実際に食べてみると食パンに比べて水分が少ないため、硬くかみごたえがあります。反対に食パンは、ふわふわしているのであっという間に食べ終わってしまうでしょう。
一般的に人は、かむ回数が多いほど満腹中枢が刺激されるといいます。つまりフランスパンは、少量でも満足感が得られますが食パンは食べ過ぎてしまう可能性があるのです。その場合、脂質を多く含む食パンのほうが太りやすくなることも考えられるでしょう。
ただしフランスパンも脂質は少ないものの糖質が多く含まれています。そのため糖質制限をしている方は、食べる分だけスライスするなど量に気をつける工夫が必要です。
数値からいえばフランスパンのほうが太りやすい
カロリーや糖質量など数値だけを比較するとフランスパンのほうが太りやすいパンといえるでしょう。ただフランスパンのほうが量に注意して食べれば脂質が少ないため、満足感が得られ太りにくいともいえます。食パンやフランスパンを食べる際には、それぞれの違いや特性を理解して食事に取り入れていきたいですね。
文・山村望愛
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