シャロン・ストーン出演のおすすめ映画8選

ここからは、シャロン・ストーンが出演した映画の中でも特におすすめの名作をご紹介します。彼女の名を一躍世に知らしめた作品から、隠れた名作まで、幅広くまとめるので気になるものがあればぜひ鑑賞してみてください。

シャロン・ストーンのおすすめ映画①スターダスト・メモリー

シャロン・ストーンのデビュー作にあたる「スターダスト・メモリー」です。1980年に公開された作品で、監督のウディ・アレンが脚本と主演を兼ねています。ウディ・アレンは、この作品の中で現実の彼と同じ立場である売れっ子の映画監督役を演じています。

この映画が公開された年は、ビートルズのジョン・レノンが凶弾に倒れた年にあたります。ファンに攻撃され、身が危険にさらされるという時代特有の空気感がアイロニックに表現されています。

売れっ子映画監督を取り巻く映画製作者、評論家、偽知識人、マネージャー、ファンらが巻き起こす悲喜劇が描かれたこの作品ですが、シャロン・ストーンは汽車の中の女性という端役を任されました。俳優としてのスタートを切ったばかりの初々しい姿が見られます。

シャロン・ストーンのおすすめ映画②キング・ソロモンの秘宝

1985年の映画「キング・ソロモンの秘宝」です。H・R・ハガード原作「ソロモン王の宝庫」は、この映画を持って四度目の映像化となりました。翌年にはさらに続編『キング・ソロモンの秘宝2/幻の黄金都市を求めて』が製作されています。

この映画に出演した当時、シャロン・ストーンはまだブレイク前であり、今とはまた違った表情が見られます。冒険アドベンチャーということで、今見てもハラハラとしながら楽しめる内容の作品です。

ジェシーは、アフリカで行方をくらませてしまった考古学者である父ヒューストンを探してほしいと、冒険家のクォーターメインに依頼します。実はヒューストンはソロモンの秘宝のありかを知っており、そのために秘宝を狙う集団から付け回されていたのでした。

そして集団に秘宝のありかを漏らしてしまったヒューストンは、拷問を受け弱っていたこともありクォーターメインらに秘宝の行方を託すこととします。そしてヒューストンはジェシーと共に秘宝が眠るという山へ向かうのでしたが…。

シャロン・ストーンのおすすめ映画③氷の微笑

1992年公開の映画「氷の微笑」です。全世界でなんと3億5千万ドルを超える興行収入を記録したこの作品は、作中のシーンが数々の作品でオマージュとして再現されるなど、高い注目を集めました。シャロン・ストーンの出世作にあたる作品です。

ある男性が殺され、身体中にアイスピックによる傷痕が残った状態で発見されます。警察は犯人が殺された男の妻であ美しい女性作家であると睨んで捜査を進めます。というのも、被害者の殺され方が彼女の著作の中に見られるものとほとんど一致していたからです。

しかし、この事件の解決を試みる刑事は、次第に容疑者である彼女の妖艶な魅力に取り憑かれてしまうのでした。そして、自分自身が容疑者としての疑いをかけられてしまうこととなります。映画内では、シャロン・ストーンが足を組み替えるシーンがあり、これが大きな話題となりました。

シャロン・ストーンのおすすめ映画④ボーダー・ラン

クライムサスペンス作品「ボーダー・ラン」です。この作品で、シャロン・ストーンは主演のほか製作総指揮も務めました。アメリカとメキシコの国境問題を描いた映画です。

主人公の女性ソフィーは、アメリカで記者として働いています。彼女の弟アーロンは、メキシコで行方をくらませていました。

弟を探すべく現地に向かったシャロンでしたが、そこで弟の同僚ロベルトと行動を共にすることになります。

調査を行う中で、弟と共に越境請負人に客を回していたというハビエルに出会います。彼は、弟が越境請負人と接触した直後に行方不明になったと証言しました。それを聞いたソフィーはアジトに向かいますが…。