女子ゴルフ界の立役者とも言える宮里藍さんが、今季シーズンで引退することを表明されました。引退の理由は結婚?それとも病気?300人を超える報道陣にむけて宮里藍さんの告げた真相は、とてもストイックなプロ意識から生まれた言葉でした。

女子プロゴルファー宮里藍引退の真相は?

女子プロゴルファーの宮里藍さん(31歳)が、今月29日、東京都内で引退表明会見に出席されました。

2003年10月に史上初の高校生プロゴルファーとなった宮里藍さんは、スポーツやゴルフにあまり興味のない女性からの人気も高く、チャーミングな笑顔と、意志の強そうなまなざしが印象的な女性です。

14年間のプロゴルファー人生に、ひとつの区切りをつけることを決めた宮里藍さん。

まだまだいけるという周囲の声の中、どこか清々しい面持ちで引退を決めた理由を語り、時折、涙ぐむ場面もありましたが、持ち前の明るさと精神力の高さで、約45分にわたる会見に挑まれていました。

宮里藍引退の理由は?まさかのモチベーション維持

世界ランキング1位をとったこともある宮里藍さんは、沖縄県出身のゴルフ家族の末っ子。お父さんをコーチとして、上のお兄さん二人もプロゴルファーとして活躍されており、スポーツ界では有名な存在です。

そんな素晴らしい業績を重ねた宮里藍さんのゴルフ引退の意志は、彼女の中では突然降って湧いたものではなかったようです。

記者に引退の真相を聞かれ、

「モチベーションの維持が難しくなったこと」が、一番の決め手となったことを告白した宮里藍さん。

モチベーションの維持を保つことが難しくなったと感じたのは、4、5年前からなのだそうです。

「自分の中でもそこ(モチベーションを保つこと)を、どう消化すればいいのか手探りで進むしかなかった」と、当時の苦労を思い出すように語りました。