安達と黒沢、それぞれから教えられたこと
――おふたりが、ご自身の演じた役から教えられたことを教えてください。
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『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』より
赤楚「人を思うことと、そのことで喜びや切なさ、嫉妬といったいろんな感情が動いていくこと、そして一歩踏み出す勇気、アクションを起こしていくことは、自分の視野を広げることなんだと学びました。今回の映画版で言うと、『黒沢と一緒にいたいから仕事を頑張る』とか、人は誰かのためにと思うと、より強くなれるものなんだと思えました」
町田「人と接するうえで大切なことがたくさん詰まっている作品だと感じますし、なかでも自己理解や自己発見は大事だと感じました。人と関わることで見い出せることもたくさんあると学ばせてもらいました。そして、とにかく安達も黒沢もすごく頑張っていて、そういう人こそ、自分を大事にしたり自分に優しくすることが大切だと思いました。人にも自分にもというのは、ハッとしたし、作品のおかげで意識できるようになりました。なかなか難しいことですが、学べただけでもすごく大きかったと思います」
ふたりにとっての「チェリまほ」とは
――現時点で、このシリーズはどんな存在になっていますか。
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『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』より
赤楚「何度も言ってきているのですが、何度でも言います。宝物です。出会いや、この作品で経験したことは、僕がこれまでやってきたなかでも、特別なものです。これから大変なときがあっても、この経験が僕を助けてくれると思っています」
町田「本当にかけがえのない時間でしたし、自分がもっと年齢を重ねていったとき、絶対に思い返すでしょうし、一生大事にし、すべき作品だと心から思っています」