気になる人へ、セクハラをしてしまわないために

ここで、職場の気になる人を、セクハラにならないように誘うコツがあるのか聞いてみました。

「私がセクハラ?! 先輩とデートしたいだけなのに…」後輩でも“セクハラ加害者”になりうる
(画像=『女子SPA!』より引用)

「しつこくない通常のアプローチはセクハラとはいわないのではないでしょうか。LINEで誘うと証拠が残ります。証拠が残らない口頭で誘うのがベストですが、仮にLINEでも『食事に行きませんか』と誘っている文面があるからといって、それだけでセクハラになるという訳ではありません。断られているのにもかかわらず何回も誘っていればセクハラになり得ます」

本人は「めげずに好きな人へアタックしている」つもりでも、相手からすると「しつこく誘われて困っている」ということもありますね。恋愛以外でも当たり前のことですが、相手が嫌がっているかどうかを見極めなくてはなりません。ですが職場においては、それが難しい場合も多々あります。

迷惑だと思っても無碍にできないのが“職場”

仕事上の付き合いがある人から食事に誘われた場合に、相手との今後の付き合いもあるから関係が悪くならないようにと、「今月はちょっと忙しくて無理」など何か理由をつけて断る場合もあるかもしれません。婚活サービスなど共通の知り合いがいない場で知り合った相手と違って、仕事の関係者に対してははっきりとした意思表示はしにくいでしょう。

ですがそれを相手が文字通りに受け取り「じゃあ、来月ならいいのかな」と思って来月も誘えば、嫌がっているのに繰り返し誘っているという状態になってしまうかもしれません。

社内恋愛の難しさは、脈アリなのか脈ナシなのかの判断が難しいというところです。「迷惑なら断るだろう」と思っていても、迷惑だと言って断られることはなかなかないでしょう。

「私がセクハラ?! 先輩とデートしたいだけなのに…」後輩でも“セクハラ加害者”になりうる
(画像=『女子SPA!』より引用)

同じ職場だからこそ「焼き肉食べに行きたいけど、一人じゃ入りにくいので付き合ってもらえませんか?」のように、口実を使って遠まわしに誘うケースもあるでしょう。「ダイエット中だから焼き肉は無理」と断られたら、焼き肉がNGだからもう一回誘ってみるべきなのか、もうあきらめた方がいいのか、判断も難しいのです。

また、実際に誘う前の段階で気になる相手に交際相手がいるのかどうかを確認する質問をしてもセクハラになり得ますよね。