12:00 「レストラン メープル」でランチ
別荘巡りを楽しんだ後は、道路を挟み中禅寺湖に面している洋食レストラン「MAPLE/メープル」で、とちぎ和牛のランチはいかがでしょうか。県道250号線沿いでロッジ風の建物が目を引きます。
ここは、「湖畔の宿 白樺」に併設されたレストランで、店内奥には大きな石造りの暖炉もあります。テラス席ならペット連れでも可能なレストランです。
じっくりと煮込まれたビーフシチューも、肉のうまみがダイレクトに感じられるハンバーグも、大変おいしく、付け合わせのラタトゥイユや、焼き立てパンまで、大満足のランチがいただけます。
13:00 中禅寺湖畔ボートハウスの見学
国際的な避暑地としてにぎわった歴史を持つ中禅寺湖。湖畔には、現在の中禅寺金谷ホテル(旧日光観光ホテル)の付帯施設として建設されたボートハウスがあり、無料で見学&休憩することができます。これは、1947年(昭和22年)、アメリカの水辺リゾート地の建物をモデルに建てられました。
1階艇庫に展示しているボートは、ベルギー王国大使館別荘から寄贈され修復したものです。中禅寺湖のレクリエーションの代表といえば帆をはって走行するヨットで、当時は各国大使が参加した男体山(なんたいさん)ヨットクラブ主催のレースが毎週のように開催されており、別荘の行き来や買い物などにもよく利用されていたそうです。ボートハウスのデッキや桟橋に立っていると、当時と変わらぬ風が湖をわたってくるようです。
14:00 日光田母沢御用邸(にっこうたもざわごようてい)記念公園の見学
1899年(明治32年)に大正天皇のご静養地として造営された御用邸。建物の一部(現在の三階建て部分)には、旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部を移築しています。1947年(昭和22年)に廃止されるまでの間、大正天皇はじめ、三代にわたる天皇・皇太子が利用していました。その後、増改築が行われたのち、2000年 (平成12年)に記念公園として公開されています。
敷地11,900坪、部屋数106室と、現存する明治・大正期の御用邸の中では最大規模のものです。迷子になりそうな広さに驚かされます。皇室ゆかりの品々はもちろん、歴史的な背景や建築物としての見ごたえもたっぷり。
決して華やかな花々ではないですが、クリンソウやホトトギスなど可憐な山野草が咲き、四季折々の景観が楽しめる庭園もすばらしいので、ぜひ散策してみてください。