その他紹介しきれなかった方言
ひだるか
「ひだるか」は「空腹だ」の意味の佐賀弁です。ちなみに、同じ九州の鹿児島では、少し言い方が変わりますが、「ひだらか」が、「すごくお腹空いた」という意味の方言です。
POINT
例文
「きょーはいそがしゅーして昼くうとらんけん、ひだるかよー」(今日は忙しくて昼食べてないからお腹空いたよー)
やぐらしか
「やぐらしか」は「邪魔、うるさい」という意味の佐賀弁です。同じ九州の、長崎と福岡の2県でも、同じ意味でこの方言を使います。
POINT
例文
<騒ぐ子どもたちに対して>「やぐらしかー。まちっとじっとしてくんしゃい」(うるさいねぇ。もう少しじっとしてください)
うらめしか
「うらめしか」は「うるさい、煩わしい」という意味の佐賀弁です。上で紹介した「せからしか」と同義語です。しかし同じ九州でも福岡では、「汚い」という違う意味で使用されていますので、注意が必要です。
POINT
例文
「犬のワンワンワン吠えよってうらめしか」(犬がワンワン吠えてうるさい)
ゆっつらゆーっと
「ゆっつらゆーっと」は「ゆっくり、ゆったりと」という意味の佐賀弁です。もし旅行で佐賀を訪れたなら、佐賀県民が「ゆっつらゆーっとしていきんしゃい」と出迎えてくれるかもしれません。日本三大美肌の湯・嬉野温泉に入って、ゆっつらゆーっと、過ごしてみてはいかがでしょう。
ざーざーざー(擬音語を3回繰り返す)
佐賀弁では擬音語を3回繰り返す、という不思議な特徴があります。雨が降れば「雨のザーザーザー降りよっ」と言い、道を聞けば「この道さズンズンズン行って」と教えてくれます。他には「ぐいぐいぐい」や「シャーシャーシャー」など、とにかく擬音も3回繰り返すのが佐賀弁の常です。
がばい
「がばい」は「とても、大変、ものすごく」という意味の佐賀弁です。「がばいばあちゃん」が話題となり、この佐賀弁は有名になりました。しかし、「がばいばあちゃん」という使い方は文法的に間違っていて、「がばいうまか」(すごく美味しい)のように形容詞や形容動詞の前にくっつけて使うのが本来の使い方になります。
かっしゃぐ
「かっしゃぐ」は「引っ掻く」という意味の佐賀弁です。同じ方言を使っているところがあります。それは、鹿児島ですが、「貸す」という意味で全く異なります。これもまた同じ九州なのに不思議なものです。
佐賀弁は響きがかわいい!
いかがでしたか?素朴で温かみのある響きがかわいい佐賀弁がたくさん出てきました。佐賀には歴史遺産が残る市街地や、九州屈指の温泉地など、観光スポットが意外に多く、佐賀牛や呼子のイカなどのご当地グルメもたくさんあります。ぜひ佐賀に行って、生の佐賀弁を聞いてきてくんしゃい。
提供・BELCY
【こちらの記事も読まれています】
>乾燥肌が潤うおすすめパック14選!保湿効果でしっとり美肌を目指そう!
>【プチプラ化粧水】おすすめ人気ランキングTOP25!
>初心者も必見のコンビニおすすめワイン13選!美味しくてお手軽なのは?
>無印良品のシューズラックおすすめ10選!
>食事だけで満足してない?ダイエットで差がつく太らない飲み物TOP15!