ビネガー・発酵料理研究家のいわまあきこです。お店に春野菜が並んでいますね。苦味があるものが多いのですが、解毒の効果があると言われます。今回はデトックス効果も期待して、すし酢を活用した春野菜のケークサレをご紹介します。軽食・おやつ・おつまみにぴったりです。
このレシピを試すのにかかる時間
- 約50分
ケークサレとは
フランス語で「塩のケーキ」を意味します。
卵・砂糖・塩・小麦粉・油脂などを混ぜたベース生地に、たっぷりの野菜・チーズ・肉・魚などを加えて焼き上げます。
フランスでは、各家庭で冷蔵庫にある余った食材を使って作るような、素朴で気取らない、生活に根ざしたお料理です。
パウンド型がよく使われますが、決まりはありません。シーンに合わせてスクエア型・マフィン型・リング型など色々な型が使えます。
すし酢の活用法と選び方
すし酢とは、お酢、砂糖、塩などを合わせた合わせ酢のことです。
お酢や砂糖には寿司飯が硬くなるのを防ぐ効果があります。
このすし酢の材料、何かを作る材料と似てませんか?そう、ドレッシングです。
春野菜をすし酢のドレッシングでマリネすることで、とっても美味しいケークサレが出来ます。
すし酢には旨味成分が入っているものも多いのですが、純米酢、砂糖、塩だけでできているシンプルなものをおすすめします。
甘めのすし酢ならお酢を追加したり、醤油や塩などの塩分を足したり、スパイスやハーブを足すなど、お好みに合わせてアレンジしやすくなります。
春野菜のケークサレレシピ
材料(パウンドケーキ型1台分)
A)ホットケーキミックス(今回は米粉タイプ) 150g
A)卵 M1個
A)牛乳 150ml
菜の花 半束(100g)
あればパプリカ 1/6個
ベーコン 50g
フライドオニオン 大さじ2
ピザ用チーズ 50g
B)すし酢 大さじ1
B)粒マスタード 小さじ1
B)オリーブオイル 小さじ2
下準備
・オーブンを180℃に予熱しておきます。
・型にアルミホイルまたはクッキングシートを敷いておきます。
作り方
① 菜の花は根元を切り落として5cm幅に、パプリカ、ベーコンは1cm幅に切ります。ボウルにBを入れて混ぜます。
② 中火に熱したフライパンにオリーブオイル(分量外)をひき、菜の花の茎、パプリカとベーコンを入れて混ぜ合わせ蓋をして2分ほど蒸し焼きにする。
➂ 菜の花の茎がしんなりしたら葉を入れる。蓋をして1分ほど蒸し焼きにしたら火を止め、Bを入れたボウルに移し、混ぜ合わせて粗熱を取ります。
④ 別のボウルでAを混ぜ合わせます。