幼児教育でも脳科学がブームらしい…。
でも、何がいいのかよく分からないから、簡単に教えてもらえるとうれしい。
あと、脳育の資格ってどんな資格なのか教えてほしい。

本日はこちらの疑問にお答えします。

脳育とは?脳を育てるとは?

「脳育」とは、簡単に言ってしまえば脳に様々な刺激を与えて育んでいくこと。

ママやパパ、たくさんの人に触れられることで、赤ちゃんは心が満たされます。

そればかりか、身体の調子が整い、脳もたくさん刺激されます。

でも、なんで脳への刺激が必要なの?

それは、生まれたばかりの赤ちゃんの脳の神経細胞は未接続な状態なため。 例えるなら、電波状況の悪いスマホ状態。

脳の成長についてもう少し解説します。 赤ちゃんの脳は生まれたときはわずか300g程度しかありません。

これは大人と比べるとわずか25%ほど。 なのに大人と同じ数の脳細胞があります。

あんなに小さな頭で既に大人と同じとは驚きですね。

でも、生まれたばかりの赤ちゃんは、話すことも歩くこともできません。

これは脳の中で情報伝達がほとんど行われていないため。

赤ちゃんは日常生活の中で見たり、聞いたり、触れたり、様々な刺激を受けることで神経細胞どうしが結びつき、脳の神経回路『シナプス』が急激に増えます。
シナプスが増えると神経細胞同士のつながりが強くなり、情報の伝達スピードも速くなります。

0~3歳は、じつは赤ちゃん脳が爆発的に伸びていく時期。
この時期にたくさんの刺激を繰り返し与えてあげることで、脳への発達を促すことになります。

では何をしたらいいのでしょう?

この時期におススメなのが『ベビーマッサージ』です。

急成長の時期に、パパやママの対応で、赤ちゃんの脳発達の土台をより強くすることができます。

脳育に最適!0~3歳児にはベビーマッサージがおすすめ

『ベビーマッサージ』は五感をフルに刺激するため、『脳育』には最適です。


・ママと目を合わせて「視覚」
・話しかけながら「聴覚」
・優しい手で触れる「触覚」
・ママの香りを嗅ぐ「嗅覚」
・そして、マッサージ後の母乳やミルクは更においしく感じることから「味覚」によい影響を与えます。

また、『ベビーマッサージ』は赤ちゃんだけでなく、ママやパパにもたくさんの効果があります。

赤ちゃんへの効果


・心と身体と脳の発達
・情緒の安定
・身体の健康
・人格形成に影響
・病気予防や早期発見
・ママとの心がひとつに

ママやパパへの効果


・精神的な安定、ストレス軽減
・育児への自信
・言葉以外の子どもの変化を察知できる
・子どもの健康状態を把握できる
・夜泣き、ぐずりが減り、負担が軽減
・子どもへの愛情が深まる
・ホルモン分泌が増え、母乳の出を促す