派遣先へすると良い質問
それでは、顔合わせで派遣先へすると良い質問をご紹介します。
質問をしないのはNG
前述の通り、顔合わせで派遣先へ質問をしないのはNGです。仕事に対して、消極的な印象を与えてしまいます。
ただし、顔わせする派遣先の基本情報など、インターネットで調べればわかるような質問はかえってよくありません。派遣先の企業についての情報は自分で調べておくようにしましょう。
説明を受けた業務について
派遣先から説明を受けた業務について質問が思い浮かぶ場合は、「業務では、どのようなソフトを使用しますか?」「マニュアルはありますか?」など、仕事に対して意欲的に感じられる質問をすると良いでしょう。
顔合わせのときに、業務内容について、少し突っ込んだ質問できれば業務の説明をよく聞いていた姿勢が見て取れるはずです。適度にメモなどを取りながら、内容に質問がないか考えてみましょう。
勤務時間や残業について
派遣先に勤務時間や残業について確認しておくのも大切です。一番忙しいときで、1ヶ月あたりの残業時間や頻度などを聞いてみましょう。
その他にも忙しい曜日や、1日の仕事量の目標や目安なども聞いてみても良いでしょう。
ただし、時給や契約内容については、本来は派遣会社が取り決める場合が多いので、ここでは控えた方が無難です。
就業開始までに知っておいた方が良いこと
顔合わせでは、「就業するまでに勉強しておくべきことはありますか?」「就業開始までに準備しておいた方がよいものはありますか?」のような質問をするのも良いでしょう。就業に対して、しっかり向き合っていることや、就業への意欲が感じられます。
また、いくつか質問を用意したのにも関わらず、すべて解消されていて、質問ができないような場合は、「全てご丁寧に説明していただきましたため、質問したい内容についてはすでにお答えいただきました。」など、質問はあったけど解消したという内容の一言と合わせ、派遣先へ感謝の言葉を伝えるようにすると好印象です。
顔合わせから採用までの流れ
基本的な顔合わせから採用までの流れをご紹介しますので参考にしてみてください。
派遣担当者と事前に打ち合わせ
エントリー完了後に派遣会社から顔合わせの日時の連絡がきます。顔合わせの際は派遣担当者も同席するのですが、その際に伝える内容や話の流れなどの事前打ち合わせをするため実際に訪問するよりも30〜1時間くらい早めの時間を伝えられます。
事前打ち合わせをする場所は決まっていませんが、ほとんどの場合は派遣先企業のエントランスやちょっとしたベンチなどがあるオープンスペースなどです。
この時にスキルシートの中身を見て書かれている内容に不備がないか確認しておいてください。
派遣先企業の人と顔合わせ
事前の打ち合わせが終わったら派遣先の担当者の人と対面します。
ほとんどの場合は直属の上司にあたる人が担当者として顔合わせを行いますが、会社によっては顔合わせなどの担当者がいることもあります。
基本的な流れとしては…
- 自己紹介
- スキルシートの読み上げ
- 派遣先企業の業務説明
- 質疑応答
- 職場の紹介
というような流れで進んでいきます。
多少の前後はありますが、内容としてはどの会社に行っても同じです。スキルシートの読み上げは書いている内容を上から順番に読んでいけば大丈夫ですが、必死になりすぎて紙ばかり見てしまわないように注意してください。
質疑応答の際に答えにくいことや言葉に詰まってしまった時には派遣担当者がフォローをいれてくれるので大丈夫です。
ですが、自分のアピールポイントや得意なことなどは自分でしっかりと伝えてください。
顔合わせ終了後に意思確認
顔合わせが無事に終了した後にこの会社で働きたいと思ったかの意思確認をされます。
この時に、「自分に合わないな」と思ったら断れば良いですし何も問題なければ働きたいという旨を伝えます。
しかし、派遣会社にとって働いてもらうことが重要なのでなぜ働きたくないと思ったのか、どうしても働けないのかと食い下がってくる人もいます。
自分の中で絶対にこの会社は無理と思うのであればどんなに食い下がられてもその意志を貫いてください。
そこで妥協してしまうと仕事が長続きしませんし、何より楽しく働くことができません。
顔合わせ後1週間前後で結果連絡が来る
顔合わせが終わった後すぐに採用連絡が来ることもあれば、数日かかる場合もあります。
結果の連絡は派遣担当者やエントリー人数によっても変わってくるので1週間前後はかかると思っておいたほうが良いです。
ほとんどの場合は電話で結果の連絡をしてくれますが、場合によってはメールでの連絡になることもあります。
また、不採用になった場合なぜダメだったかの理由はどんなに聞いても教えてもらえないことがほとんどですので期待しないほうが良いです。