銀座というとおしゃれで敷居の高いイメージですが、手軽で、しかも美味しい麺類が楽しめる、激戦区でもあります。今回は、ラーメンやうどんなど麺屋の激戦区・銀座で、リーズナブルに美味しく食べられる名店を厳選して5選ご紹介します。

1. つけ麺なら「朧月」

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(画像=aka-region 朧月外観。、トリップノートより引用)

朧月は、常に行列ができるラーメン・つけ麺屋。店内はカウンター7席のみとなっており、厨房と対面する形の小さなお店です。ですがその分、至極の一品が生まれる過程を見て楽しむこともできます。

お店の1番人気は、特製つけ麺。スープと麺の絡み具合やチャーシューなどのトッピングとの相性を含め、完成度が極めて高いつけ麺を味わうことができます。

ホロホロになったチャーシューがスープに溶け込んでいるのに加え、その場で炙るチャーシューは香り高く、肉の旨味が凝縮されています。中太麺とともに、ドロドロでもサラサラすぎでもないスープとがマッチし、感動しっぱなしの一杯です。

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(画像=aka-region 絶品つけ麺が味わえる、朧月。、トリップノートより引用)

〆に温かいスープ割を加えてもらいましょう。生柚子のスライスも一緒についてきます。柚子のさわやかな香りがアクセントとなって、これがまた最高。ぜひ、スープも最後まで楽しんで欲しい逸品です。

2.うどんなら「銀座 佐藤養助」

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(画像=aka-region 稲庭うどんが名物の佐藤養助、トリップノートより引用)

1665年発祥の稲庭うどんの元祖とも言われる、秋田藩主の佐藤養助。明治時代以降も宮内庁の御用達となったり、数々の賞を受賞するなど、稲庭うどんの先駆者として時代を超えて高い人気を誇ってきました。稲庭うどんは、熟成を繰り返しながら職人の手作業により、練る、綯う、延ばす、そして乾燥という工程を3日間じっくりと時間をかけて行われます。

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(画像=aka-region 和風の落ち着いた空間の店内。、トリップノートより引用)

麺屋佐藤養助は、秋田県を中心に店舗が展開され、東京都内には、銀座店を含めて4店舗進出しています。麺屋の人気店が連なる銀座に店を構えながらも、常に人気を誇ります。

稲庭うどんは、細麺ではありますが、それでもコシがしっかりとあり、食べ応えも十分です。特におすすめは、麺本来の旨味と食感を楽しめる冷たい麺。定番のせいろ二味(1,300円)は、醤油つゆと胡麻味噌つゆが付いてきて、2つの味を同時に楽しめます。さっぱりと程よい濃さの醤油と香り高い胡麻味噌、交互に食べてみるのもいいですね。

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(画像=aka-region 銀座 佐藤養助のせいろ二味(1,300円)、トリップノートより引用)

また、期間限定でのつけうどんやタイ風のレッドカレーつけうどん(1,400円)のほか、温かいうどんなど、豊富なメニューの中からその日の気分によってメニューを選択する楽しみもありますね。

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(画像=aka-region 細麺なのに、コシがある佐藤養助の稲庭うどん、トリップノートより引用)

3. シンプル煮干しラーメンなら「自家製麺 伊藤」

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(画像=aka-region 地下に店舗を構える自家製麺伊藤。、トリップノートより引用)

銀座にある商業施設・GINZA SIX裏手にある雑居ビル地下1階にあるのが自家製麺 伊藤 銀座店。カウンター席および数席のみのこじんまりとしたラーメン屋さんです。濃厚煮干しラーメンの元祖的な存在とも言われていて、首都圏各地にお店を構えています。その中でも、銀座店は2015年と16年にミシュランガイド東京のビブグルマンとして掲載されています。

自家製麺 伊藤の持ち味は、シンプルであっさりとした煮干の香りが漂うスープ。澄んだスープは、塩加減が絶妙で濃すぎず、麺と絡んで香り高い印象です。そしてこだわりの麺は、硬めのストレート麺となっていて、しっかりとした食べ応えもあります。

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(画像=aka-region 自家製麺伊藤の中華そば(小)650円、トリップノートより引用)

看板メニューは中華そば。千葉県九十九里産の高級煮干し2種類をたっぷりと使用し、出汁をとったスープが自慢です。中華そばは、具をねぎのみという選択もでき(小650円)、シンプルに麺とスープのハーモニーを試したい人にはぴったりのメニューとなっています。