マトリックスのキャスト

【ネタバレ】映画『マトリックス』あらすじや見どころを徹底解説!
(画像=VUDU、『Sorte plus』より引用)

次に、マトリックスに登場する人物とそれぞれを演じた俳優をご紹介します。迫力たっぷりのマトリックスの世界を見事に演じ切ったキャストをチェックしておきましょう。

キャスト①トリニティ/キャリー=アン・モス

【ネタバレ】映画『マトリックス』あらすじや見どころを徹底解説!
(画像=livekindly、『Sorte plus』より引用)

マトリックスのヒロイン、トリニティを演じたのはキャリー=アン・モスです。1967年08月21日生まれでカナダ出身のキャリーは、この映画で一躍スターになりました。彼女はこの映画以外にも幅広い活躍を見せています。

2000年公開の映画「メメント」ではインディペンデント・スピリット賞助演女優賞、2006年公開の「スノーケーキを君に」ではジェミニ賞助演女優賞を受賞しました。

キャスト②モーフィアス/ローレンス・フィッシュバーン

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(画像=MUBI、『Sorte plus』より引用)

モーフィアスを演じたのはローレンス・フィッシュバーンです。1961年7月30日生まれ、アメリカ出身の俳優で日本のアニメのファンである彼は、マトリックスの出演にあたりウォシャウスキー監督から「日本のアニメのライブアクション版のようにしたい」と聞き、飛びついたと言います。

キャスト③エージェント・スミス/ヒューゴ・ウィーヴィング

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(画像=Facebook、『Sorte plus』より引用)

エージェント・スミスを演じたのはヒューゴ・ウィーヴィングです。1960年4月4日生まれのオーストラリアの俳優で、マトリックスの他「ロード・オブ・ザ・リング」などに出演し、世界的な脚光を浴びています。

しかし彼自身は低予算映画を愛しており、スターとなった今もオーストラリアのシドニーで舞台に立っています。

キャスト④サイファー/ジョー・パントリアーノ

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(画像=denofgeek、『Sorte plus』より引用)

サイファーを演じたのはジョー・パントリアーノです。名脇役として知られる彼は1951年9月12日生まれのアメリカ人俳優です。50本以上の映画に出演しているほか、舞台経験も豊富で実力派の俳優として名を馳せています。

マトリックスの見どころ

【ネタバレ】映画『マトリックス』あらすじや見どころを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

マトリックスには様々な見どころがあります。見どころをチェックしておくことで、ますます作品を楽しめること間違いありません。一度鑑賞したことのある方も、ぜひ確認しておいてください。

見どころ①今までにない映像

【ネタバレ】映画『マトリックス』あらすじや見どころを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

マトリックスでは「バレットタイム」という撮影方法を用いています。これはスローモーションの代表的な撮影技法であり、被写体の周囲に複数のカメラを置き、アングルを動かしたい方向へと順に撮影していくことで、スローモーションの動きを表現します。

この撮影技法により、ネオが上体を逸らしてエージェントの放った弾丸を避けるという有名なシーンが表現されました。他にも、冒頭でトリニティが警備員と戦闘するシーンなどに同じ撮影技法が用いられています。

見どころ②決め台詞

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(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

所々で見られる決め台詞も、マトリックスの映画としての完成度を高めています。モーフィアスの「ようこそ、現実世界へ」やトリニティーの「避けてみな」、エージェントスミスの「アンダーソンくん!」やネオの「俺の名はネオだ!」など、その例は枚挙にいとまがありません。

一言だけなのに印象に残るような決め台詞が多用されているマトリックスは、一度見ると記憶に残ること間違いなしな作品です。

見どころ③アクション

【ネタバレ】映画『マトリックス』あらすじや見どころを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

この作品ではワイドショットでの長回しというカメラワークを用いることで、迫力あるアクションシーンを実現しています。さらにカンフーやワイヤーアクション、VFXなどの技法を用いており、超一流のアクションシーンが楽しめます。

主演のキアヌ・リーブスやトリニティを演じたキャリー、モーフィアス役のローレンスらは、およそ4ヶ月の訓練を経て撮影に挑みました。当時このような周到な撮影準備は珍しく話題を呼んだエピソードの一つでもあります。

見どころ④特殊な動き

【ネタバレ】映画『マトリックス』あらすじや見どころを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

マトリックスの映像には「ワイヤーアクション」という技術も使われています。こちらは主に中国で使われていた技術でしたが、マトリックスで使用されたことを機にハリウッドをはじめとする世界各国の映画業界で用いられるようになりました。

このワイヤーアクションという技術と「バレットタイム」という撮影技法を組み合わせることで、ネオやトリニティ、エージェントなどの常人離れした動きをうまく再現しています。

見どころ⑤心と体は1つ

【ネタバレ】映画『マトリックス』あらすじや見どころを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

心と体がつながっているという事実も、マトリックスを語る上で欠かせないポイントです。ゲームの世界ではなく、あくまで現実を生きているというこの設定は、マトリックスで戦うことの難しさを表しています。マトリックスで戦うことは、精神の戦いと言い換えられます。

マトリックスという映画は、知恵と知性を用いて戦わなければならない世界に生きる現実世界の視聴者に、「思い込みをやめて、思考や信念、自分を変える力で戦う」ことの大切さを伝えているのではないでしょうか。