天才医師マイケル・モービウスを演じたジャレッド・レトのインタビュー映像が到着!

ジャレット・レトは『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)でヘロイン中毒の青年を演じ、『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)ではアカデミー助演男優賞を獲得するなど、高い集中力で演技に挑み大きな成功を収めてきた。今回のマイケル・モービウスという役には、精魂傾け入念なリサーチをしたという。

「マイケル・モービウスは、血の難病を患う天才医師で死の淵にいる。だが、治療法が見つかり自分が完治すれば、医者として他の患者を助けられるかもしれない。しかし、物語の冒頭で観客が目にするマイケルは、やせ細りかなり弱っている。歩く時も松葉杖を使っており、症状は目に見えて急速に悪化していく。そして、マイケルは旅に出てある実験を試みる。」と、自分の病気、さらには同じように苦しむ人々の病気を治せるのではないか、という期待を抱き、洞窟で捕らえたコウモリを使った過激な治療法を試したことを明かす。

「本作はモービウスのオリジン・ストーリーだ。彼自身が自分は何者で、自分に何ができて、何ができないかを知っていく。だが、全貌は見えてない。それがこのキャラクターの面白いところだ。今後の作品の中で、さらに多くのことが明かされていくだろう。」と、次回作への意欲を見せる。

死期の迫った病人から強靭なキャラクターへと変わるモービウスを演じるために、ジャレット・レトの役作りは肉体面にも及んだ。

「本作で明かされる能力の1つが飛行能力だ。ただ飛ぶのではなく、風の力を利用してユニークな飛び方をする。筋肉とスピードも手に入れる。さらに面白い能力としては、バットレーダーがある。どう表現するかという面でも非常に面白かった。バットレーダーとは、言ってみれば聴力で物を見る能力だ。周囲の状況を反響音で把握するんだ。」と、治療法で得たモービウスのスーパーパワーを明かし、よく映像化できている、と感心した様子。

本作はスパイダーマンとヴェノムをフィーチャーした「ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクターズ」に属する。

「怖い要素もあり、大迫力のアクションもあり、冒険要素もある。観客に推測させる部分や、驚かせる部分もある。すべての要素が絡み合っている。大作ならではの、満足感がありながら、『ジキルとハイド』のようなキャラクターの複雑性もある。」と、たくさんの魅力が詰まっている作品だと説明する。

さらに「ファンはどうなってほしいと思うか楽しみだ。モービウスの今後には無数の選択肢がある。誰かと対決もあるし、スパイダーマンと組む可能性もある。ヴェノムと組むのもいい。クロスオーバーは予想外であるほど面白い。何が起こるか誰にも分からない。」と、語っている。

ジャレット・レトが可能性は無限大と語る『モービウス』。ぜひ劇場で!