マーベルの新たなるヴィランを描く映画『モービウス』が、4月1日(金)より日米同時公開された。原作コミックではスパイダーマンの宿敵として描かれるモービウス。しかし、その素顔は命を救うことに情熱を注ぐ天才医師マイケル。血に飢えた<ヴィラン>と<命を救う医師>という二つの顔を持つ彼を、徹底した役作りで知られるアカデミー賞(R)受賞俳優のジャレッド・レトが演じている。
本作が現地時間4月1日(金)に全米4268館で公開され、週末3日間(4月1日~3日)で興行収入3910万ドル(約48億円)を稼ぎ、全米オープニングNo.1スタートとなった。(※4/4付Box Office Mojo調べ、1ドル=122円換算、4/4現在)全米以外の海外でも62マーケットで公開され、42マーケットで初登場No.1を獲得。全世界でもNo.1を記録している。日本でも4月1日(金)に公開がスタートし、土日2日間で動員101,494人、興行収入1億6062万4180円となり、洋画実写ではNo.1スタートを切った。
生きるため、<血への渇望>という大きな代償を抱えたモービウス。彼がこの世界にもたらす、破壊と衝撃とは――。
天才医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)。彼は幼いころから血液の難病を患っていた。同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロ(マット・スミス)のためにも、一日も早く、治療法を見つけ出したいという強い思いからマイケルは実験的な治療を自らに施す。それはコウモリの血清を投与するという危険すぎる治療法だった。彼の身体は激変――。全身から力がみなぎり隆起した筋肉で覆われ、超人的なスピードと飛行能力、さらには周囲の状況を瞬時に感知するレーダー能力を手にする。しかしその代償は、抑えきれない<血への渇望>だった。まるで血に飢えたコウモリのように、自らをコントロールするために人工血液を飲み、薄れゆく人間としての意識を保つマイケルの前に、生きるためにその血清を投与してほしいと親友マイロが現れる。懇願するマイロを「危険すぎる、人間ではいられなくなる」と拒み続けるマイケル。しかしNYの街では、次々と全身の血が抜かれた殺人事件が頻発する――。