元同級生たちとの再会の場、成人式。初恋の人や、仲の良かった友人との再会を楽しみに参加する人も多いのではないでしょうか。でも、学生時代っていい思い出ばかりではないですよね。今回は、成人式で因縁の相手と再会してしまったエピソードをご紹介します。
上京して美容部員の夢を追いかける京子さん
写真はイメージです(以下同じ)
お話を聞いたのは、25歳の美容部員(ビューティーアドバイザー)として働く京子さん(仮名)。京子さんは幼いころから人一倍美容に興味があり、高校卒業と同時に地元を出て上京しました。
「地元は九州の田舎なので、美容に携わる仕事は全然と言っていいほど無くて…それで上京を決めました」
しかし上京してすぐは仕事が見つからず、美容とは全く関係のないアルバイトで食いつなぐ日々を送っていました。そんななか、二十歳になった京子さんに両親から成人式の知らせが届きます。
「正直、学生時代にはあんまりいい思い出がないんです。だから最初は参加するかどうか結構悩みました。でも、上京してから一度も帰省せずで、よい機会かなと思い親孝行も兼ねて参加することにしたんです」
成人式会場で因縁の相手と遭遇
振袖に身を包み、自分でヘアメイクをして成人式に臨んだ京子さん。ずっと喋っていなかった地元の友達に対して緊張はしていたものの、久しぶりに会えることを楽しみにしていました。
しかしなんと会場に着いて一番に目に飛び込んできたのは、中学校時代に東京へ引っ越したはずの、因縁の同級生でした。いきなり一番悪い思い出の主に遭遇した京子さんは、成人式に参加したことを後悔します。
「引っ越してしまったら招待状は届かないはずなので、ビックリしました。なんでわざわざ東京じゃなくて地元の式に?って。周りの子に聞いたら、久しぶりに皆に会いたいから成人式の日程と会場を教えてほしいって連絡が来たみたいです」
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