失業保険の手続きはどうしたら良い?
それでは、派遣社員が実際に失業保険をもらうための手続きはどうすれば良いのでしょうか。
派遣社員や正社員にかかわらず、突然の離職をしなければならないこともないとは言いきれませんよね。いざ離職することになったときに、失業保険の受給手続きについて知っておけば安心です。
ここでは、失業保険の受給手続きを始める時期や方法について詳しくご紹介します。
必要な書類を用意する
失業保険をもらうためにはまず必要書類を用意しなくてはいけません。
- 離職票
- マイナンバーカードなど個人番号がわかるもの
- 写真付き身分証明書
- 保険証や年金手帳(顔つき身分証明証がない場合)
- 本人名義の通帳やキャッシュカード
- 印鑑(シャチハタ不可)
- 証明写真(3cm×2.5cm)2枚
というように用意するものは多いものの取得することが難しいものはないので余裕を持って用意さえすれば大丈夫です。
離職票は退職した際に会社からもらえるので必ずもらっておいてください。
マイナンバーカードや免許証など写真付きの身分証がない場合はマイナンバー通知カード+保険証や年金手帳など2つの書類を用意すれば大丈夫です。
手続きをする
必要な書類が全て用意できたらハローワークに行きます。ハローワークはどこに行って良いわけではなく自分の住所地を管轄しているところに行ってください。
専門窓口があるのでわからないことも質問すれば教えてもらえます。
手続きの内容としては…
- 必要書類の提出
- 求職の申し込み
- 雇用保険受給説明会の日時の確認
というような内容です。
また、このときに受給資格があるかどうかの判定もします。その後必要書類にも問題がなければ雇用保険受給説明会に行き、失業認定を受けます。
失業認定はすぐにされるわけではない
ここで気をつけていただきたいのが、手続きをして説明会に参加すればすぐに失業認定されると勘違いしてはいけません。
先述した通り会社都合でも自己都合でも1ヶ月〜3ヶ月は待たなくてはいけません。この期間は短縮されることはありませんので注意してください。
実際に失業認定されるまでの間はハローワークで求職活動や求職相談などを積極的に行ってください。
ここで求職に意欲的でないと判断されると失業認定されず、対象外になってしまいます。
失業認定後口座にお金が入金される
説明会に参加して失業認定を受けた後は口座にお金が入金されるのを待ちながら求職活動をします。口座にお金が入金されるまでの期間は大体1週間前後です。
また、その後も定期的にハローワークに行き、今時分がどういう状況なのかちゃんと求職活動をしているかどうかを報告しに行かなくてはいけません。
万が一この報告を怠ったり、虚偽の報告をした場合には罰金や返金を求められてしまうことにもなるので必ず行くようにしてください。
まとめ
派遣社員は雇用が不安定でいつ契約が終了してしまうかもわからず不安になっている人も多いはず。
失業保険をもらえることがわかっていれば万が一のことがあっても生活を保てるので安心ですよね。ですが、お金がもらえるからと行って仕事を探すことを諦めてはいけません。
私は今後も仕事をやっていきたい、働く気があるという意思をしっかりと伝えないとどんなに条件を満たしていても失業保険は受けられません。
仕事を失うというのはとても不安で辛いことですが、派遣元やハローワークの担当者に相談をすれば自分がより良く生活や仕事ができる環境つくりができます。
今回ご紹介したものを参考にしながら自分らしく働くために失業保険を活用してみてはどうでしょうか。
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