魔女の宅急便の登場人物・キャラクター【コリコの街の人】
次に、魔女の宅急便に登場するコリコの街の人々をご紹介します。キキが修行の舞台として選んだ街コリコですが、ここにはどんな人たちが住んでいるのでしょうか。キキを取り巻く街の人たちについてチェックしてみましょう。
登場人物⑤トンボ
丸い眼鏡をかけた男の子、トンボです。空を飛ぶことに憧れており、飛行クラブに所属し人力飛行機を作っています。ある日、空を飛ぶキキの姿を見かけたことで彼女を気にかけるようになり、次第に心惹かれていきます。
トンボという名前は愛称であり、本名はコポリといいます。明るくて愛嬌のある彼は、街中にたくさん友達がいます。最初はキキに馴れ馴れしくし過ぎてしまい、煙たがられてしまいますが、やがて二人は惹かれあっていきます。
作中で作成していた人力飛行機は夏休みに完成する予定であり、エンディングでは二人がこの飛行機に乗って空を飛んでいる様子が描かれています。
強い風に煽られた飛行船を地上に繋ぎ止めておくためのロープを引っ張っていたところ、強風に攫われてしまい、落下したところをキキに助けられるシーンもあります。
登場人物⑥おソノさん
キキが居候していたパン屋「グーチョキパン店」のおかみ、おソノさんです。パン職人のフクオと共に夫婦でパン屋を経営しています。フクオのことを「あんた」と呼ぶしっかり者の女性で、お腹に赤ちゃんを宿しています。
あるとき、店の前を通りがかったキキがお客さんの忘れ物のおしゃぶりを届けてくれたことをきっかけに、彼女を気に入り2階の空き部屋を居候先として提供します。電話も無料で提供、朝ごはんも無料と、これ以上ない待遇でキキをもてなします。
その代わり、キキには店番と電話番を頼みます。パーティーに誘われたキキの背中を後押ししたり、風邪をひいたキキにミルク粥を作って看病したり、トンボの家に配達を依頼して彼と距離を縮めるきっかけを作ったりと、様々な面でサポートします。
キキがトンボを助けるシーンをテレビで見たことがきっかけで産気付き、無事に出産したことがエンドロールで描かれます。映画制作のスタッフの中で、「歳のわりにしっかり者だから、色々あったのかもしれない。暴走族だった過去を持っているのかも」という意見が上がった人物でもあります。
それが元となり、映画のパンフレットなどのおソノの紹介欄には「青春時代、それなりにツッパった経験を持つ」と書かれたものもあります。やってきたばかりのキキに対し、当初は理解を示す人はあまり多くありませんでしたが、おソノさんは最初から理解を示し、のちには最大の理解者となりました。
登場人物⑦フクオ
おソノさんの夫であり、グーチョキパン店の主人であるフクオです。寡黙で無愛想に見えるフクオですが、パン作りを覗き込んでいたジジにウインクをしたりとお茶目な一面が見えます。おソノさんと同じく親切で優しい性格で、キキが宅急便の仕事をするにあたり看板を作ってくれます。
看板を作った日、キキが帰ってくるのをソワソワして待つなど、可愛らしい一面を持つ男性です。映画の中ではほとんど声を発さず、呼びかけの声や息遣いなどがかすかに聞かれるのみです。
登場人物⑧ウルスラ
森の中の丸太小屋で絵描きをしながら暮らす少女、ウルスラです。キキと同じ歳のころ、画家になることを決意しました。タンクトップにショートパンツという出立ちで、ヒッチハイク中のおじさんから男性と見間違われてしまいます。
キキが森に落とした黒猫のぬいぐるみを拾ったことで、彼女と出会います。首が破れていたぬいぐるみを直してくれます。後半、買い出しのついでに立ち寄ったキキの元で、彼女の魔力が弱まり落ち込んでいることを知って、励まそうと丸太小屋に泊まりに来るよう誘います。
小屋にきたキキに、自分も絵が描けなくなることがあるということ、描いた絵を気に入らない時期があったことなどを話します。この話を聞いて、キキは少し元気を出しました。ウルスたという名前は公式設定ですが、映画の中では一度も呼ばれることがありません。
キキが宿泊しにきた時女性の絵を描いていたウルスラは、その顔に納得できていませんでした。そこでキキにモデルになってもらいます。ウルスラがかいた巨大な油絵は、青森県の八戸市立湊中学校養護学級の共同作品「虹の上をとぶ船 総集編II 星空をペガサスと牛が飛んでいく」を一部加筆したものです。
登場人物⑨先輩魔女
キキが旅に出て最初に出会った先輩の魔女です。彼女は修行を終えて帰るところでキキに出会い、会話を交わします。修行をしていた小さな街では、得意の占いを使って生活をしていました。ジジによく似た黒猫を連れて旅をしています。
茶髪のツインテール、濃い紫の服に金のハートのイヤリングと、派手な出立ちが特徴的です。話しかけてきたキキに対して、高飛車な態度で応えるため一見嫌味な人物に見えますが、実際には気さくな先輩魔女で、修行に旅立つキキのことを激励して見送ります。
登場人物⑩マキ
グーチョキパン店の隣に住んでいるファッションデザイナーのマキです。とてもおしゃれな女性で、キキは彼女に憧れの眼差しを送っています。白猫のリリーと暮らしており、リリーはジジと仲を深めていきます。
マキは宅急便の仕事を始めたキキに初めて仕事を依頼した人物でもあり、ジジにそっくりなぬいぐるみが入った鳥籠を甥っ子に渡してほしいと頼みます。
登場人物⑪リリー
マキの飼い猫リリーです。小さな白猫で、ジジは当初「気取っている」と思い嫌っていましたが、次第に仲睦まじくなります。エンディングでは、ジジとリリーの間に4匹の子猫が生まれた様子が描かれます。このうち3匹はリリーに似た姿で、1匹はジジに似た姿の猫でした。
登場人物⑫老婦人
使用人として雇っているバーサと二人で暮らしている老婦人です。孫娘へのプレゼントとして、ニシンのパイを届けてほしいとキキに依頼します。キキのことを気に入っており、魔法の力が弱くなったことで飛べなくなり、落ち込む様子を見せたキキを励まそうとします。
チョコレートケーキを焼いて「キキという人に届けてほしい」と依頼することで、落ち込むキキに遠回しにプレゼントをするという温かい心の持ち主です。
登場人物⑬バーサ
老婦人の使用人として雇われているバーサです。その昔、ひいお婆さんから魔女について聞かされています。いたずら好きでチャーミングな性格で、キキから預かった箒にこっそりまたがろうとします。
登場人物⑭老婦人の孫娘
キキに「ニシンとかぼちゃの包み焼きを配達してほしい」と依頼した老婦人の孫娘です。トンボの友人でもあります。キキが豪雨の中やっとの思いで孫娘のところにたどり着くと、祖母のパイを見て嫌いなものが入っていると言い、迷惑そうな反応を示します。
その後扉を乱暴に閉め、キキはこの姿を見て落ち込みました。今風の見た目をしており、少し棘のある態度が見られる少女です。その後、トンボとキキが話しているのを見てキキが宅配便の仕事をしていると仲間に伝えたり、飛行船の墜落現場では仲間と声援を送っています。
魔女の宅急便は誰もがしってる不朽の名作
不朽の名作、魔女の宅急便をこの機会にぜひ見返してみませんか?登場人物について詳しく知ったところで鑑賞すると、また新たな発見があるはずです。
提供・Sorte plus
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