カメラマンに撮影してもらうときに親子での写真や家族写真も一緒に撮ってもらいますよね。後日自分の写った写真を見てみると「子どもの写りは良いけど自分はイマイチ…」と感じる方もいるのではないでしょうか?
この記事では、ママの写真写りを良くする方法を撮影前の準備から、撮影中に意識しておきたいポイントについて解説します。
写真写りを良くするためにカメラマンに伝えておきたいことや、写真が苦手なママでも緊張しないおすすめのポーズについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
[講師]フリーカメラマン honami
写真写りを良くするために事前に準備しておきたいこと
写真写りを良くするには、事前の準備も必要です。ここでは早速、ママの写真写りを良く見せるために準備しておきたいポイントを解説いたします。
服装選び
写真写りを良くするためには、撮影時に着用する服装選びもとても重要です。
なぜなら、服の色味やトーン、デザインなどによって、写真の雰囲気が変わるからです。撮影時のロケーションに合わせて服を選ぶことで、統一感のある写真が撮れますよ。
以下で服装選びのポイントについてお伝えしますね。
明るい色味の服を着ればレフ板効果で顔周りが明るく見える
白やオフホワイト、ベージュ系、パステルカラーなどの服はレフ板効果が期待できます。
レフ板効果で光が反射させると、顔まわりに光が当たって、パッと明るく見えるんですよ。
子どもとリンクコーデを楽しむのもおすすめ!
ママが写真に映るときのほとんどが、子どもと一緒に写りますよね。
一緒に映る親子写真では、子どもとリンクコーデやお揃いコーデを楽しむのがおすすめです。
女の子とならお揃いのワンピース、男の子となら服の色味を揃えて雰囲気に統一感を出しても良いでしょう。
親子でリンクコーデやお揃いコーデにすることで、写真写りが良くなるだけでなく、おしゃれな雰囲気の写真が撮れますよ。
写りを良くする「おすすめヘアスタイル」
写真写りを良くするためには、髪型も大切です。
例えば、今っぽいヘアスタイルの一つに後れ毛を出すスタイルが流行っていますよね。
しかし、後れ毛を出したスタイルはできれば避けた方がベターです。なぜなら、後れ毛を出してしまうと風が吹いたときや動いたとき、角度によって顔が隠れてしまうから。顔が隠れることで、暗い印象を与えてしまうのです。
どうしても後れ毛を出したい場合は、もみあげのところのみ後れ毛を出したり、後れ毛は少量取るようにすると良いでしょう。ただし、風が強い日の撮影では、少量の毛束を出すことも避けた方が無難です。
また、前髪の長さが中途半端な場合は、前髪を編み込んだりヘアアクセサリーで留めたりして、アレンジしておくと良いです。
写りが良く見えるおすすめのヘアスタイルをご紹介するので、よろしければ参考にしてくださいね。
- ポニーテールアレンジ
- お団子アレンジ
- アップスタイル
- サイドアップアレンジ
打ち合わせでカメラマンにも伝えておくと安心!
カメラマンに撮影してもらう際には、ほとんどの場合、事前打ち合わせがあります。
この打ち合わせのときに、ママ自身が写真を撮られることが苦手だったり、写真写りが悪くなってしまうことが気になる場合もカメラマンに伝えておくと安心です。事前に伝えておくことで、撮られていることを意識させないように配慮して撮影してもらえたり、写真写りを良くするためのアドバイスがもらえることもありますよ!
カメラマンに伝えるときには「カメラ目線よりも自然な表情や雰囲気を撮影してください」と伝えたり、具体的にどんな写真が良いのか、SNSなどで撮ってもらいたい参考写真を探すとカメラマンとイメージ共有しやすいです。
子どもと遊んでいる姿を中心にシャッターを切ってもらうのもおすすめですよ!
撮影中に意識しておきたいこと
ここからは撮影中に意識しておきたいことをお伝えします。先ほどの事前準備に併せて、参考にしてみてくださいね。
撮影中は常に姿勢と口角に気を配る
カメラマンから撮影してもらった写真を見てみると、オフショットのような自然な姿が映し出された写真が納品されることもありますよね。
オフショットは、無意識のうちに撮られていることが多いので、写りをよく見せるように意識しておくことがとても大切です。どんなショットでも写り良く見せるためには、撮影中は常に姿勢を伸ばし、口角を上げておきましょう。
自然に笑えないときに意識すると良いこと
カメラの前で「自然に笑って」と言われても難しいですよね。
笑顔が不自然に感じるときには、以下のことを意識すると良いですよ!
- 口を「んっ!」とした形にして口角を上げる
- 目は力をふわっと抜いて緩めるようなイメージ
しゃがんでいるときの姿勢にも注意して!
子どもとのツーショットのときには、ママやパパは子どもの目線の高さにしゃがんで撮影することが多いです。このときに、無意識にしゃがむと猫背になることも多く、写真写りが悪く見えることも。
そうならないために、しゃがんでいるときにも姿勢を意識しましょう。
カメラ目線の撮影ではレンズの奥を見る
カメラマンとの打ち合わせの際に、自然な姿や遊んでいるところを中心に撮影依頼しても、カメラマンからカメラ目線でのショットをお願いされることもあります。
そんなときには、カメラのレンズの奥の方を見てみてください!
レンズの奥を見ることで、撮影に慣れていない人でも大きなカメラを意識しすぎず、撮影に集中できますよ。
撮影を思いっきり楽しむ!
ここまで、写真写りを良くするためのポイントをいろいろと解説してきましたね。
しかし、写真写りを良く見せる一番のポイントは「ママ自身が撮影を思いっきり楽しむこと」。
子どもの機嫌を取ったり、良い写真を撮ってもらいたい!と思うと必死になってしまい、撮影を楽しむことを忘れてしまいますが、そうなってしまうと気持ちに余裕がなくなってしまうので逆効果です。
ママが楽しく撮影していると写真写りが良くなるだけでなく、子どもの笑顔も自然と増えてくるんですよ!撮影を楽しむことで、意識しなくても表情が和らぐので、リラックスして撮影に参加できますね。