税理士とのダブルライセンスで収入アップ

行政書士だけでなく「ダブルライセンスで稼ぐ」という人もいます。特に税理士の資格を取得すると行政書士の資格も無試験で登録できるので、税理士と兼業を検討するのも一つの方法です。税理士は、会社勤務でも平均年収700万円、独立開業した場合は数千万円の年収が得られるともいわれています。ただし税理士になるには、以下のように司法書士より勉強時間がかかるため、より計画的な勉強が必要です。

【税理士】
資格取得までかかる時間:必須2科目で900時間+選択必須科目で1,200時間+選択科目150~450時間
資格取得の費用:通信講座で10万円~、スクールによる試験対策講座は約10万~30万円
税理士の登録料:20万円程度
税理士の年会費など:10万円程度

営業力も収入アップの重要な要素

行政書士が収入を上げていくためには、多くのクライアントを獲得しなければなりません。クライアントに安心して仕事を任せてもらえるようなコミュニケーション能力や実務能力なども求められます。行政書士を目指したい人は、今の仕事で基本的なコミュニケーション能力を磨き、人から信頼を得られるよう自身の人間力も高めていきましょう。

文・藤森みすず

【こちらの記事もおすすめ】
「ANA」の平均年収はいくら?Peachの子会社化などLCCも強み
「ユニクロ」の平均年収はいくら?入社3年で年収数千万円も
30歳で年収1000万円が狙える仕事6選
年収350万円で年金の元が取れるのは何歳?
年収293万円の時給はいくら?