2019年にリリースしたセカンド・アルバム『ファイン・ライン』が全世界累計ストリーミング回数50億回を記録する世界的大ヒットとなり、アルバム・シングル共に全米チャート1位を記録した、世界的スーパースター=ハリー・スタイルズが、5月20日リリース予定の新作アルバム『ハリーズ・ハウス』より、第一弾シングル「アズ・イット・ワズ」を本日解禁し、ミュージック・ビデオも同時に公開された。また配信アルバムのプリオーダーも本日より開始している。

約2年半ぶりの新曲となる「アズ・イット・ワズ」は、いったんは自分を見失ったものの、再発見し、自らの変化を受け入れるハリーの、複雑ながらも喜びと希望に満ちた心情を表現した、パーソナルなラヴ・ソング。軽やかなギター・リフとエモーショナルな歌声が重なった、ハリーの進化が現れている楽曲だ。ロンドンで撮影されたミュージック・ビデオは、リル・ナズ・X、カーディ・B、リゾ、ポスト・マローンなどのミュージック・ビデオも手掛けた、ウクライナ出身のタヌ・ムイノが監督。現代アートのような世界観で、あらゆる心情を全身で表現するハリーが見どころの映像となっている。

同曲が収録される通算3作目アルバム『ハリーズ・ハウス』は、2020年から2021年にかけて、ロサンゼルス、イギリス、そしてなんと東京で制作されたという。アルバムのソングライティングは、ハリー自身に加え、『ファイン・ライン』の制作に関わっていたキッド・ハープーン、タイラー・ジョンソン、ミッチ・ローランドらが手掛けている。

ハリー・スタイルズは、2011年にワン・ダイレクションのメンバーとしてデビューし、史上最大のボーイズ・グループの一員として活躍。2017年にはアルバム『ハリー・スタイルズ』でソロ・デビューを果たし、全米・全英含む55カ国のチャートで首位を記録。2019年にリリースしたセカンド・アルバム『ファイン・ライン』は全米チャート2週連続1位を獲得し、アメリカで初週に約47万8千枚相当を売り上げ、1991年にニールセン・ミュージックが集計を開始して以来、UK出身ソロ男性アーティストとしては過去最多週間売上枚数を記録した。シングル「ウォーターメロン・シュガー」ではキャリア初の全米シングル・チャート1位、そしてグラミー賞の受賞も果たした。

今年4月15日(金)と22日(金)には、初出演ながらもヘッドライナーとして<コーチェラ・フェスティバル>への登場も控えているほか、今年公開予定の映画『Don’t Worry Darling』と『My Policeman』にも出演が決まっている。また過去には<VOGUE>、<ローリグ・ストーン>、<DAZED>、<バラエティ>誌など、音楽誌のみならずファッション誌の表紙にも度々登場しており、ミュージシャンという枠組みを超えたスーパースターとして、益々活躍の場を拡大させている。

いよいよ三作目アルバムへ向けて本格始動が開始したハリー。今後の動向から目が離せない。