怒られている人が反対に怒るという意味の「逆ギレ」という言葉ですが、今回は逆ギレする人の心理や理由を男女別でご紹介します。自分が悪いのに開き直る人や謝れない人、逆ギレする人の対処法もまとめましたので、近くに逆ギレする人がいる方は参考にしてください。
逆ギレとはどういう意味?
逆ギレとは自分が悪いのに開き直ること
逆ギレとは自分が悪いのに開き直ることを指します。ミスや失敗をして怒られている人が、自分が悪いと分かっているのに開き直って怒り出すことです。自分が悪いのに怒られることは当たり前ですが、悪いと認めず相手の言葉を聞かずに怒ったり怒鳴ったりすることを逆ギレと言います。
逆ギレの意味とは自分が悪いのに謝らないこと
逆ギレの意味とは自分が悪いのに謝らないことを指します。「キレる」という言葉の前に「逆」が付いていることから、怒られて当たり前の人が反対に怒っているという様子の言葉となります。口答えや言い返しとは違い、完全に謝らなくてはならない立場の人が怒っている状態を逆ギレと言います。
「逆ギレ」や「キレる」と言う言葉は近年子供にも使われることが多くなってきました。すぐにキレる子供は謝れない人になってしまいます。
逆ギレする男性の心理・理由5選
逆ギレする男性の心理と理由①間違いを認めたくない
逆ギレする男性の心理と理由1つ目は、間違いを認めたくないということです。プライドが高い男性や自意識過剰な男性によくある理由の一つで「自分は間違ったことをしていないはず」と間違いを認めたくないという心理がで逆ギレしてしまいます。
逆ギレという行動は、今までに失敗や挫折の経験が少ない人の特徴でもあります。そのため、失敗して他の人から指摘されたり怒られたりすることに慣れておらず、自分が正しいと思い込んでいて逆ギレという行動をとってしまうのです。
逆ギレする男性の心理と理由②相手に負けたくない
逆ギレする男性の心理と理由2つ目は、相手に負けたくないということです。逆ギレは主に自分と対等か下の人に向けて行うことの多い行動です。そのため、相手に失敗やミスを注意されただけでも「自分を下に見ている」と感じて「負けたくない」という心理が働き逆ギレを起こしてしまうのです。
また、ライバル視している相手になるとより逆ギレの頻度は増します。ライバル視している相手が良かれと思って言葉をかけても、全てが気に食わないので逆ギレという行動になってしまいます。
逆ギレする男性の心理と理由③恥ずかしさを隠したい
逆ギレする男性の心理と理由3つ目は、恥ずかしさを隠したいということです。いつも威張っていたり、自信満々で行っていたことが間違っていて、それを人前で指摘され「恥をかきたくない」と感じた時に逆ギレする男性がいます。
これは、間違っていたことは指摘されて分かっているが、間違いを認めると周りから「ダサい」や「自信満々だったのに」などバカにされることを嫌がっているからです。恥ずかしいからと逆ギレする男性は、指摘を素直に認めず逆ギレして怒ってしまう方が恥ずかしいことに気付いていないのが特徴です。
逆ギレする男性の心理と理由④自分が悪いと思っていない
逆ギレする男性の心理と理由4つ目は、自分が悪いと思っていないということです。自信過剰で全て自分が正しいと思い込んでいる男性は、逆ギレしやすいと言えます。これは自分の発言や行動は何の間違いもないと自信があるため、他の人に注意されても受け入れません。
受け入れないだけでなく、反対に注意してくる人に逆ギレし相手を困らせてしまいます。自分が悪いと思っていないので、職場の上司であっても、親であっても感情を抑えることができずに逆ギレしてしまいます。
逆ギレする男性の心理と理由⑤怒られたくない
逆ギレする男性の心理と理由5つ目は、怒られたくないということです。怒られたくなくて逆ギレする人は現在若い男性に多いと言われています。怒られることが少なかったり慣れていないなどの理由で、小さな子供が親に怒られて泣きわめくように逆ギレするのが特徴です。
怒られている内容が理解できていないまま逆ギレすることもあり、一度怒り出すと止まらなくなるのも特徴です。こういった男性は感情のコントロールが上手くできず、喜怒哀楽が激しく出てしまいます。そのためちょっとした注意などでも逆ギレしてしまいます。
逆ギレする女性の心理・理由5選
逆ギレする女性の心理と理由①謝ったら負けを認めたことになる
逆ギレする女性の心理と理由1つ目は、謝ったら負けを認めたことになるということです。逆ギレする女性は男性の心理や理由と違っていて、感情というよりは後のことを考えて逆ギレしていると言えます。
自分が悪いことをしたと分かっていても謝ってしまったら負けを認めてしまうので、逆ギレすることで自分は悪くないという方向に持っていこうとしています。そのため、逆ギレしている間に相手が指摘していた内容から違う話にすり変えていることもあります。
逆ギレする女性の心理と理由②自分だけが悪い訳ではない
逆ギレする女性の心理と理由2つ目は、自分だけが悪い訳ではないということです。若い女性に多いタイプで、自分が悪いのに周りを巻き込んで自分だけが悪いのではないというアピールに逆ギレという行動を取ります。
自分が悪いと分かっていても、自分だけが怒られることに納得がいかず逆ギレしてしまいます。自分一人で行ったことでも、嘘をついてまで周りを巻き込むのも逆ギレする女性の特徴です。相手の怒りを上回る程の逆ギレをすることで、相手が諦めると思っている部分もあります。
逆ギレする女性の心理と理由③自分に腹が立つ
逆ギレする女性の心理と理由3つ目は、自分に腹が立つということです。子供のように上手くできなくてイライラしているように逆ギレする女性は、自分の不甲斐なさに腹が立っていると言えます。逆ギレしたくないのに、他の方法を知らないために逆ギレという行動を取ります。
特に自分ができないことや苦手と感じていることで注意や指摘をされると、初めは我慢できていても毎回注意されるとイライラの限界に達して逆ギレしてしまいます。「だって」や「分かってるから」などという言葉を使って逆ギレする女性は、自分に腹を立てていると言えます。
逆ギレする女性の心理と理由④痛いところを突かれた
逆ギレする女性の心理と理由4つ目は、痛いところを突かれたということです。いつも周りを気にしていて大人しい性格の女性がいきなり逆ギレした場合の心理です。注意や指摘をされたくないと思っていることを突かれた時にだけ逆ギレしてしまいます。
逆ギレされた相手は、いつもと違う女性の姿にビックリしてしまうでしょう。大人しい女性程痛いとこを突かれたり、言われたくないことを言われると豹変したように逆ギレすることがあります。
逆ギレする女性の心理と理由⑤謝りたくないから開き直るしかない
逆ギレする女性の心理と理由5つ目は、謝りたくないから開き直るしかないということです。男性の心理や理由にもあった「負けたくない」や、「間違いを認めたくない」などが合わさって「開き直る」ということに繋がっています。
自分が悪いのに開き直る逆ギレとは「だから何?」や「それで?」など疑問系の怒り方で返してくるのが特徴です。女性は男性の逆ギレよりも冷静なトーンで逆ギレしてくるので怖さを感じ、怒っていた相手の怒りも収まってしまうことが多いようです。