酒類業界
お酒が好きな人は常に一定数存在しているイメージがありますが、実は1992年をピークに成人1人あたりの飲酒量は減少しています。同時に酒類販売数量も減少傾向にありピーク時と比べて100万キロリットルも減少しています。今後も酒離れは続き、アルコール市場は縮小していく予測がされています。
業績はさまざまな要因で変化する
今回紹介した業界は伸びしろが小さいため、今後も大きく伸びる見通しがありません。ただし企業はさまざまな打開策を打ち出し、市場ニーズに合わせて変化するため、業績好調に転じる可能性もあるでしょう。また、家電業界や飲酒業界は、消費行動の活発化により好調に転じる可能性があります。今後も各業界の動向を見守っていきたいところです。
文・加藤良大
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