これから犬を飼おうと思っている人は、一緒にどこに行こう、毎日お出迎えしてくれたらかわいいな、一緒に寝たら癒されるかな?など、期待感でいっぱいのことでしょう。 ただ、期待感だけを持ち、犬との生活のどういったところが大変かを想像しないまま迎い入れ、ギャップに苦しんでしまう人もいます。 「こんなはずじゃなかった」を知ることで、覚悟をもって犬を迎え入れることも必要です。

そこで今回は犬を飼ったあとの楽しいことや苦労話、その苦労を解決するコツなどを、先輩飼い主さんに聞いてみました。


アンケート調査概要
アンケート日時:2021年3月
有効回答者数:300人
調査:インターネットリサーチ会社経由
計測対象:現在犬と暮らしている飼い主の方


先輩飼い主さんのこんなはずじゃなかったエピソード

愛犬のことで悩んでいるのはあなただけではありません。先輩飼い主さんたちにもたくさんの「こんなはずじゃなかったエピソード」があります。 ここでは、先輩飼い主さんが直面した6つの悩みについてご紹介します。

トイレの悩み

良い子にしてお留守番していてねと言って出かけた日に限って家に帰ると・・・

何故か床の上におしっこやうんちが!

帰ってからの掃除が大変でした

トイレの悩みは多くの方が経験しています。

たとえば、トイレシーツを敷いているのに、外れたところで粗相をするということは子犬のうちはよくあることです。落ちているうんちに気づかず踏んでしまったという飼い主さんもいるようです。 他の動物も飼っていると縄張り争いが発生することもあるようです。うさぎと一緒に飼っている方の中には、うさぎと犬がおしっこをしてしまって困っているという方がいました。

帰宅時のトイレ掃除で悲しくなるの「あるある」ですね。

吠え声の悩み

深夜にずっと吠えていて、抱っこしないと吠え続ける…

近所からの苦情が来ないかヒヤヒヤ

犬の鳴き声は意外に大きいもの。小型犬でも大きな声で吠えることがあります。この鳴き声に悩んでいる飼い主さんは少なくありません。 日中はまだしも深夜に吠えると近所迷惑にならないか不安に感じるでしょう。「他の人に迷惑をかけたらどうしよう」と思ってストレスを感じる方もいます。 他にも、「無駄吠えがひどくて困っている」、「知らない人や車に吠えてしまう」といった悩みを持つこともあるようです。

ただ「ワンちゃんを置いて家を出ようとすると、軽く吠えたり鳴いたりするのは可愛い」と、吠えるのも可愛いという一面も。

甘噛みの悩み

甘噛みのつもりなんですけど、洋服に穴を開けることも…

なので基本、家にいる時は穴が開いてもいい服を着ています

愛犬の噛み癖で悩んでいる方も多くみられます。 「子犬と思って油断していると痛い」「服を引っ張り出してきて穴を開けられた」「遊びながら手を噛んでくる」などがあります。 特に子犬の甘噛みに悩まされている飼い主さんが多いです。

かわいいからといってついつい止めずに一緒に遊んでいると急に歯が刺さって血が出たり、ということも。 スリッパやサンダルなどを噛みながら振り回す様子が楽しそうでなかなか叱れないと思ってしまう飼い主さんもいます。

臭いの悩み

懐いて舐めてくれるが、口がくさい

犬の臭いも悩みの種です。シャンプーなどをして清潔に保っていても、どうしても犬特有の臭いがすることはあります。慣れないうちは気になってしまうのも仕方ありません。 身体の臭いだけでなく、口の臭いが気になっている飼い主さんもいるようです。なついて舐めてくれるのは嬉しい一方、口がくさいと思うこともあるでしょう。いくらかわいい愛犬であっても臭いは気になるものです。

ただ中には、「肉球の匂いを嗅いでしまう。」「足の裏がポップコーンの匂いがしてつい嗅ぎがち。」と、逆にワンちゃんの足の裏を嗅いでいる人もいるようです

抜け毛の悩み

服に毛がたくさん付いてしまいどこへ行くにもまず、服の毛を払っていかないと、犬が嫌いな人や潔癖症の人に怒られてしまうことです

毛の悩みも多く見られます。犬と触れ合ったり遊んだりしていると、どうしても毛が服につきます。見た目にも汚いですし、世の中には、犬にアレルギーを持っている方や潔癖症の方もいます。そのため、外に出る時には毛を払っていかないといけません。 中には、毛が目立たないような色や、毛が付きにくい素材の服をついつい選んでしまう飼い主さんも。逆に、お出かけ先で自分の服についた毛を見つけると、急にうちの子が恋しくなる飼い主さんもいます。

家のものが破壊される悩み

新しいおもちゃを即破壊されました…

壁に穴があいて、扇風機のコードが切れました

犬を飼っていると、家のものが破壊されることはよくあります。たとえば、壁に穴が開いたり、机の脚をかじられてボロボロになったという飼い主さんも。 コード類も要注意。扇風機などのコードもかじって切られる危険性も。漏電して愛犬の身に何かあれば大変です。

他にも、寝ている間に子どもの絵本をボロボロにされた、出かけている間にティッシュを散らかされたといったエピソードもあります。