大人気映画「ボーンシリーズ」の2作目として親しまれているボーン・スプレマシーは、前作までの流れを受け継いでよりパワーアップした続編として人気です。この記事では、ボーン・スプレマシーのあらすじやキャストの情報をまとめます。ボーンシリーズに興味のある方や、1作目をみて続きが気になる方はぜひ参考にしてください。

ボーン・スプレマシーの基本作品情報

【ネタバレ】映画『ボーン・スプレマシー』あらすじを徹底解説!
(画像=Wikipedia、『Sorte plus』より引用)

ボーン・スプレマシーは、2004年に公開されたアメリカの映画です。2002年の映画「ボーン・アイデンティティー」の続編であり、ロバート・ラドラムの書いた小説「殺戮のオデッセイ」を映画化した作品です。原作はスパイスリラー小説で、ベストセラーとなりました。

2004年7月15日に北アメリカでプレミア上映されてからというもの、翌週には3000を超える映画館で放映され、興行成績1位を飾りました。日本でも、全国週末興行成績にて初登場3位を飾ったほど話題になった作品です。

ボーンシリーズは全5作品

【ネタバレ】映画『ボーン・スプレマシー』あらすじを徹底解説!
(画像=TIME、『Sorte plus』より引用)

ボーンシリーズとして公開されている映画は、ボーン・スプレマシーを入れて全部で5作品あります。このシリーズに属する作品は、どれもロバート・ラドラムによるスパイ小説を元にしています。心因性健忘に苛まれながら、元CIAの暗殺者、ジェイソン・ボーンがスパイとして活躍する様子を描きます。

シリーズのうち、第1作『ボーン・アイデンティティー』から第3作『ボーン・アルティメイタム』までは全てポール・グリーングラス監督が手がけた作品ですが、第4作『ボーン・レガシー』 はトニー・ギルロイ監督が担当しています。

また、第5作目『ジェイソン・ボーン』はポール・グリーングラスが監督を務めています。原作者のロバート・ラドラムは、第1作から第4作まで全ての脚本に携わっていますが、第5作目のみキャラクター原案という位置付けでの参加となっています。

通常CGが用いられることの多いアクション映画の撮影において、ボーンシリーズはリアリズムを意識して撮影していることに注目が集まっています。以下に5作品すべてのタイトルをまとめたので、参考になさってください。

  • ボーン・アイデンティティー
  • ボーン・スプレマシー
  • ボーン・アルティメイタム
  • ボーン・レガシー
  • ジェイソン・ボーン

ボーン・スプレマシーの主要キャスト

【ネタバレ】映画『ボーン・スプレマシー』あらすじを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

ここからは、ボーン・スプレマシーに登場する人物と、それぞれのキャラクターを演じたキャストをご紹介します。本作を鑑賞する前に、登場人物について大まかな知識をつけておくとよりストーリーが掴みやすくなるはずです。

キャスト①「ジェイソン・ボーン」マット・デイモン

【ネタバレ】映画『ボーン・スプレマシー』あらすじを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

主人公ジェイソン・ボーンを演じたのはマット・デイモンです。元CIAの殺し屋であり、記憶を失っていました。前作ボーン・アイデンティティーの作中で出会ったマリーという女性とともに、インドのゴアで生活しています。

記憶は完全に戻っていないものの、断片的に思い出しつつありました。今作では、ジェイソン・ボーンは2人の人物を殺す夢を見てうなされます。そのほか、頭痛や高熱などあらゆる体調不良に苛まれていました。殺し屋として訓練されたため、格闘術や運転技術、状況判断力などに優れています。

キャスト②「パメラ・ランディ」ジョアン・アレン

【ネタバレ】映画『ボーン・スプレマシー』あらすじを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

パメラ・ランディを演じたのはジョアン・アレンです。CIAの捜査官での女性で、CIAから2,000万ドルを盗んだ犯人を示す文書を買収するための作戦を指揮しています。しかし、作戦の遂行途中に現れた男により、金と文書を簒奪されます。

そこに残った手がかりからジェイソン・ボーンの名が浮上し、背後に隠された「トレッドストーン計画」を知ることになります。亡くなった上司と共に2,000万ドルを奪ったボーンが、犯行の発覚を恐れ証拠隠滅のために金と文書を持ち去ったと考えます。

キャスト③「マリー・クルーツ」フランカ・ポテンテ

【ネタバレ】映画『ボーン・スプレマシー』あらすじを徹底解説!
(画像=Pinterest、『Sorte plus』より引用)

マリー・クルーツを演じたのはフランカ・ポテンテです。ジェイソン・ボーンの恋人であり、右腕にタトゥーが入っています。

前作で出会ったボーンとインドで同棲しており、悪夢を見て苦しむ彼のことを心配しています。キリルから命を狙われていることに気がつきボーンと車で逃げますが、狙撃され亡くなってしまいます。

キャスト④「ワード・アボット」ブライアン・コックス

【ネタバレ】映画『ボーン・スプレマシー』あらすじを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

ワード・アボットを演じたのはブライアン・コックスです。CIAで働く彼は、自他共に認める愛国者です。CIAに30年にわたり勤務しており、「トレッドストーン計画」に携わる1人でもあります。ボーンの殺害ができなかったコンクリンを処分し、トレッドストーン計画を廃止としました。

今作においては、パメラと対立しながらボーンを追います。しかし、彼の正体はCIAから2,000万ドルを盗んだ張本人でした。ロシア人と組み、自身の犯した罪の全てをコンクリンとボーンに押し付け、彼らに濡れ衣を着せようとします。

ボーンの無罪に気がついた部下のダニーを殺しますが、ボーンに全てを知られ自供、その音声を録音したものはパメラに送られます。全てを知ったパメラが訪れた際、銃で自殺します。

キャスト⑤「コンクリン」クリス・クーパー

【ネタバレ】映画『ボーン・スプレマシー』あらすじを徹底解説!
(画像=VOX、『Sorte plus』より引用)

コンクリンを演じたのはクリス・クーパーです。CIA職員であり、「トレッドストーン計画」の責任者でもありました。前作でボーンを仕留められなかったことを理由にアボットに見放され、殺害されてしまいます。本作においては、ボーンの夢や記憶の中で、彼に最初の任務を与える役として登場します。