月が変わるのを機会に「今度こそ家計簿付けにチャレンジしよう」という人も多いですよね。エクセル家計簿は、アレンジの幅が広く、使い勝手がいいことで人気です。

これまでアプリや市販の家計簿で挫折を繰り返してきた人も、きちんと続けられるようなポイントをご紹介します。

エクセルで自作家計簿のススメ

節約のために家計簿をつけ始めても、市販の家計簿やアプリだと「もっとこういう項目が欲しい」「つけてはいるけど、分析のやり方がわからない」となってしまいがち。

自分のお金の使い方に沿った家計簿をつけるなら、エクセルの自作家計簿が便利です。

>Excel(エクセル)なら自分の欲しい項目を自由に決められるので、自然と続けやすいフォーマットに育っていきます。

> Officeソフトがなくても無料ソフトや無料テンプレートを活用すれば、コスト不要で簡単にオリジナル家計簿が作成可能です。

>家計簿アプリや専用ソフトは、運営会社がなんらかの理由でサービスを終了する可能性が常にあります。今までせっかく積み上げてきた過去の情報がすべて消えてしまうことも。Excel(エクセル)もその可能性がゼロとはいえませんが、Microsoft社のOffice製品のなかでも定番化しているソフトなので急になくなるということは現時点ではないでしょう。

エクセルの関数が難しいと感じるなら、エクセル家計簿用のテンプレートを利用するのがおすすめです。関数が分からなくても、自分専用の家計簿を簡単に作ることができます。テンプレートはエクセル自体に入っているものもありますし、インターネット上に無料で公開されているものもあります。

>お金を貯めるために必要なことは、まず自分に合ったお金の管理方法に出会うことです。
>家計簿をつけることで、家計のお金の流れを知り、これから必要な未来の支出を「見える化」できます。

エクセル自作家計簿の具体的な作り方の詳細はこちら。

自分だけの「たまる家計簿」をExcel(エクセル)で簡単につくる方法(2018/10/08公開)

家計簿初心者さんでも失敗しない!項目の決め方

>家計簿を続けてうまく活用するには、その項目選びがとても大切になります。

「家計簿をつけて節約しよう」と思ったのに、最初の数ヶ月しか続かなかったという経験がある人は多いもの。家計簿付けに失敗する人にはこんな特徴があります。

>家計簿で失敗する人はたいてい、項目が多すぎて支出の流れがわからなくなっていたり、滅多に使わない費用のための項目まで作って、予算の振り分けがわからなくなっていたりします。

現役のFPおすすめの家計簿を長続きさせるポイントは3つです。
>1.項目数は食費プラス5個程度にまとめる
>2.滅多にかからない費用は項目にしない
>3.どの支出をどの項目にするのか決めておく

この3つを守るだけで、家計簿が続く確率が上がるそう。

具体的には、
>何年かに1度壊れたら買い換える家電や、年に1回行けばいいという旅費、服にこだわりがない人にとっての被服費など、予算が予想できないものは、「特別費」などと一括りにすると手間が省けます。

>何にお金を使うかは、その人の年齢・性別・趣味・嗜好などによって大きく変わるので、家計簿の項目も何が正解かは人によって異なります。

「ざっくり把握したい人」「細かくきっちりつけたい人」別に家計簿項目例など、あなたにあった家計簿作りのヒントの詳細はこちら。

お金が貯まる「家計簿の項目」の決め方!ズボラさんにおすすめの方法(2018/08/19公開)

お一人様用にエクセル家計簿をカスタマイズ

エクセル家計簿のテンプレートも市販の家計簿も、基本的なテンプレートは家族用か学生の一人暮らし用です。アラサー・アラフォーのお一人様用の家計簿はなかなかありません。

そんなときはエクセル家計簿のテンプレートをカスタマイズしましょう。
>テンプレートは家計簿に必要な項目がすでに入っている上に、カスタマイズは自由。集計に必要な関数や項目だけ残してレイアウトを変更すれば、すぐに自分好みのエクセル(Excel)家計簿を作れます。

お一人様用にとって使い勝手のいいエクセル家計簿のカスタマイズのポイントは、
>自分のライフスタイルにあったオリジナル項目を入れること。

>例えば、収入欄には副業や投資、不動産収入の項目。支出欄には目的別の貯蓄や自己投資、美容、外食の項目など。
家計簿は、お金の流れを管理するもの。自分のこだわりや大切にしていることを項目に加えるだけで、生活スタイルが反映された自作家計簿に生まれ変わりますよ

必要な項目を網羅した上で、お一人様に便利な家計簿カスタマイズ方法の詳細はこちら。

無料で簡単。エクセル家計簿、独身者のための3つのポイントとは(2018/09/30公開)